ヤンキースのアーロン・ブーン監督がスタントン不在の間の打線の組み替えについてコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Aaliyan Mohammed

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このオフは順調な補強を進めていたニューヨーク・ヤンキースだが、シーズン開始前から思わぬ逆境に直面している。

チームの主砲の一角、ジャンカルロ・スタントンは両肘の痛みに苦しみ、復帰のメドは立っていない。

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スタントンのスプリングトレーニング離脱は当初、追加の検査と思われていたが、アーロン・ブーン監督はその主張を否定し、「個人的な理由」でニューヨークに戻っていると記者団に語った

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ただスタントンの不在により、ヤンキースの打線には大きな疑問符が付くことになった。ブーンはYoutube/ポッドキャストでMLBをカバーするメディア『Foul Territory』に、スタントンが不在の間はアーロン・ジャッジが2番を打つことになると明かした。

「今、(ジャッジは)2番打者だ。なぜなら、特にジャンカルロがいないと我々の打線は左打者が非常に多いからだ」と、ブーンは語った。

「3番打者については、誰をリードオフマンにするかによるだろう。3番打者はジャズ(・チザム)かもしれない。ベリー(コディ・ベリンジャー)かもしれない。左投手相手では違う選手になるだろう」

昨季のジャッジは常に3番を打っていた。だが2023年は大半のゲームで2番を打っていた。何番を打とうと、ジャッジが相手投手にとっては脅威となることは間違いない。しかし、スタントンがラインナップにいないことはヤンキースにとって大きな痛手となる。昨季スタントンは114試合で27本塁打を記録し、ポストシーズンでは7本塁打を放った。

ブーン監督は、安定したオーダーが見つかるまで、ラインナップを変え続けるだろう。ひとたびスタントンが復帰すれば、ヤンキースのラインナップは開幕時から大幅に変わる可能性がある。

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原文:Yankees make lineup announcement after latest Giancarlo Stanton injury news
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Aaliyan Mohammed

Aaliyan Mohammed is a sports journalist who graduated from Mississippi State University. He covered MLB prospects for MLB.com. He has also spent time covering the Green Bay Packers as well as college sports in the SEC. His work features interviews with Gilbert Brown, Andre Rison, Mike Leach and multiple MLB executives.