Wシリーズ初のナイター戦勝利投手、ブルース・キソン氏が死去

Arthur Weinstein

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ピッツバーグ・パイレーツの投手として2度にわたりワールドシリーズで優勝したブルース・キソン氏が土曜日、68歳で死去した。癌だった。

ワシントン出身のキソン氏は15年間メジャーリーグでマウンドに立ち続け、通算記録は115勝88敗、防御率3.66だった。多くの記憶に最も残っている試合は、1971年のワールドシリーズ第4戦目だろう。シリーズ史上、ナイトゲームが初めて行われた年だった。キソンはリリーフ投手として1回から登板、6回1/3を1安打無失点として、チームを勝利に導いた。

キソンのベスト・シーズンはその後1976年にやってきた。この年、キソンは自己ベストの14勝9敗、防御率3.08を記録している。

元パイレーツの選手仲間、アリ・オリバー氏はツイッターで次のように語った。

「私が出会ったうち、最高のライバルの1人だった」

<ポッドキャストのスーパー70sスポーツのツイート>
ブルース・キソンに冥福を。打者がデッドボールで殴りかかってきたら、その場に立ち止まって、喧嘩を受けるような投手だった。

1985年に現役選手から引退した後、キソンはパイレーツのマイナーリーグ投手コーチに就任、後にロイヤルズのブルペン・コーチ、同チームの投手コーチとして後の世代を指導。さらにバルチモア・オリオールズから引き抜かれ、長年過ごした後、12月に引退した。

「我々は、ブルースを心から慕っていた」とオリオールズの副理事長、ダン・ドケット氏は、ザ・バルチモア・サン紙に対し、ショートメールを通じて伝えた。

「彼は真の意味でのチャンピオンだった。球場においては競争心の強い選手としてのタフな精神力、若手のスカウトにおいてはその洞察力と正当性、また気易く、ちょっとしたユーモアのセンスを持ち、謙遜がちなその人柄を、私も含め、彼の近くでともに働いた人々は皆、懐かしく記憶に留めることだろう。ブルースとご家族のもとに、神の祝福があらんことを」

原文:Former Pirates pitcher Bruce Kison, won first night World Series game, dies at 68
翻訳:Noriko Tabei

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Arthur Weinstein