山本由伸と今永昇太は歴史に残るルーキーイヤーを送れるか?|MLB歴代最優秀新人賞一覧・歴代最高WAR新人トップ20

Edward Sutelan

石山修二 Shuji Ishiyama

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MLBの2024年シーズンは始まってから1か月近くが過ぎたたばかりである。全米野球記者協会が今年、誰を表彰するかを考えるのに気が早すぎるのは百も承知だ。それでも、もし現時点で考えるとしたら、ナショナルリーグの最優秀新人賞(新人王)は3人のピッチャーの誰かということになるだろう。

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シカゴ・カブスの左腕・今永昇太、ロサンゼルス・ドジャースの右腕・山本由伸、そしてピッツバーグ・パイレーツの右腕ジャレッド・ジョーンズの3投手は、いずれ劣らぬ素晴らしいピッチングで2024年シーズンをスタートした。今永の防御率は1.08と規定投球回数に達している投手の中では最高の防御率をマークしている。山本の防御率は2.79とルーキー投手の中で2番目に多い42イニングを投げている。そしてジョーンズは防御率2.63、奪三振/与四球比率30.5%とルーキーの先発投手の中ではトップの数字だ。

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何度も言うが、シーズンはまだ始まったばかりである。難しい試合が続けば、彼らを取り巻く状況は大きく変わるだろう。しかし、仮にもし今の調子をキープすることができれば、MLB史上に残るルーキーシーズンとなる可能性もある。

では、彼らが追いかけるべき、これまでにMLBで最高のルーキーシーズンを送った選手はいったい誰なのか? ここでは、MLBの歴史に名を残してきたルーキーたちの活躍ぶりを紐解いていく。

歴代最高WAR新人トップ20:投手部門

今永、山本、ジョーンズともに素晴らしいスタートを切っていることは間違いない。しかしながら、MLBのスタッツなどをまとめたウェブサイト『Baseball Reference』で掲載されているWAR(Wins Above Replacement=代替選手比貢献度)を基にした歴代トップ20の中に名を連ねるには、さらなる活躍が必要だ。

現時点での3人のWARは今永が2.1、ジョーンズが1.3、山本は0.9となっている。各種スポーツのスタッツを掲載するサイト『Stathead』によれば、MLBが統合された1947年以降でみると、タイガースの右腕マーク・フィドリッチがルーキーシーズンの1976年にルーキーとして最高値の9.6 WARを記録している。フィドリッチはその年、サイヤング賞投票でも2位につけた。

名前チームシーズン年齢新人賞
投票
順位
WARスタッツ
マーク・フィドリッチタイガース19762119.6防御率2.34、登板数 31 (先発29)、投球回数250.1 、97奪三振
マーク・アイクホーンブルージェイズ19862537.3防御率1.72、登板数 69 (先発0)、投球回数157.0、166奪三振
ブリット・バーンズホワイトソックス19802157.0防御率2.84、登板数 34 (先発32)、投球回数238.0、133奪三振
ジョン・モンテフュスコジャイアンツ19752516.8防御率2.88、登板数 35 (先発34)、投球回数243.2、215奪三振
スタン・バーンセンヤンキース19682316.4防御率2.05、登板数 37 (先発34)、投球回数267.1、162奪三振
ハーベイ・ハディックスカージナルス19532726.4防御率3.06、登板数 36 (先発33)、投球回数253.0、163奪三振
ジェリー・クーズマンメッツ19682526.3防御率2.08、登板数 35 (先発34)、投球回数263.2、178奪三振
ゲイリー・ノーランレッズ19671936.3防御率2.58、登板数 33 (先発32、投球回数226.2、206奪三振
ホセ・フェルナンデスマーリンズ20132016.2防御率2.19、登板数 28 (先発28)、投球回数172.2、187奪三振
ブランドン・ウェブダイアモンドバックス20032436.1防御率2.84、登板数 29 (先発28)、投球回数180.2、172奪三振
ジョン・マトラックメッツ19722216.1防御率2.32、登板数 34 (先発32)、投球回数244.0、169奪三振
マイケル・ソロカブレーブス20192126.1防御率2.68、登板数 29 (先発29)、投球回数174.2、142奪三振
トム・シーバーメッツ19672216防御率2.76、登板数 35 (先発34)、投球回数251.0、170奪三振
ゲイリー・ピーターズホワイトソックス19632616防御率2.33、登板数 41 (先発30)、投球回数243.0、189奪三振
ダグ・コーベットツインズ19802735.7防御率1.98、登板数 73 (先発0)、投球回数136.1、89奪三振
デーブ・ロゼマタイガース19772045.7防御率3.09、登板数 28 (先発28)、投球回数218.1、92奪三振
ハーブ・スコアインディアンズ19552215.6防御率2.85、登板数 33 (先発32)、投球回数227.1、245奪三振
ディック・ラディッツレッドソックス19622535.5防御率2.24、登板数 62 (先発0)、投球回数124.2、144奪三振
ドワイト・グッデンメッツ19841915.5防御率2.60、登板数 31 (先発31)、投球回数218.0、276奪三振
マイケル・フルマータイガース20162315.4防御率3.06、登板数 26 (先発26)、投球回数159.0、132奪三振
フレディ・ガルシアマリナーズ19992225.4防御率4.07、登板数 33 (先発33)、投球回数201.1、170奪三振

フィドリッチのWARに迫る数字を残したルーキーの先発投手はその後登場していない。2000年代に入って最も近い数字を残したのは、2013年に素晴らしい活躍を見せたマーリンズのホセ・フェルナンデスだが、それでもWARは6.2だった。

今永のWARの2.1はここまで7試合の先発で残した数字である。1試合平均でいうと0.3 WARということになり、少なくとも30試合に先発すれば9.0まで積み上げることができる計算になる。つまり、 今のペースを維持したとしてもフィドリッチには0.6届かない。山本とジョーンズはさらに遅れをとっていることになる。それでも、3人ともに今後の成績次第でトップ20に食い込んでくる可能性は十分にあると言えそうだ。

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歴代最高WAR新人トップ20:野手部門

現時点で有力候補に上がっているのは投手ばかりだが、なにも最優秀新人賞の候補に挙げられるのは投手だけではない。

レッドソックスのワイリヤー・アブレイユ外野手はここまで1.5 WARを記録しており、ルーキーの野手の中ではトップに立っている。それに続くのがカージナルスのメイシン・ウィン遊撃手で、ナ・リーグの野手ではトップとなる1.4 WARを記録している。ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は少し出遅れていて現在0.3 WARにとどまっているが、ただスタッツを紐解いていくと不運だった面も否めない。

打者として歴史に名を残すルーキーシーズンを送るにはどれだけの活躍が必要だろう。過去を見ていくと、今永以上の奮起が求められそうだ。

以下、MLBが統合された以降の時代で、最高のルーキーシーズンを送った野手たちを『Stathead』によるWARで並べた一覧となる。

名前チームシーズン年齢新人賞
投票
順位
WARスタッツ(打率/出塁率/長打率)
マイク・トラウトエンゼルス201220110.5639打席、.326/.399/.564, 30 本塁打、49盗塁
ディック・アレンフィリーズ19642218.8709打席、.318/.382/.557, 29 本塁打、3盗塁
アーロン・ジャッジヤンキース20172518.0678打席、.284/.422/.627, 52 本塁打、9盗塁
イチローマリナーズ20012717.7738打席、.350/.381/.457, 8 本塁打、56盗塁
フレッド・リンレッドソックス19752317.4605打席、.331/.401/.566, 21 本塁打、10盗塁
カールトン・フィスクレッドソックス19722417.3514打席、.293/.370/.538, 22 本塁打、5盗塁
マイク・ピアッツァドジャース19932417.0602打席、.318/.370/.561, 35 本塁打、3盗塁
トニー・オリバツインズ19642516.8719打席、.323/.359/.557, 32 本塁打、12盗塁
トロイ・トゥロウィツキーロッキーズ20072226.8682打席、.291/.359/.479, 24 本塁打、7盗塁
ノマー・ガルシアパーラレッドソックス19972316.6734打席、.306/.342/.534, 30 本塁打、22盗塁
ケニー・ロフトンインディアンズ19922526.6651打席、.285/.362/.365, 5 本塁打、66盗塁
アルバート・プホルスカージナルス20012116.6676打席、.329/.403/.610, 37 本塁打、1盗塁
フランク・ロビンソンレッズ19562016.5668打席、.290/.379/.558, 38 本塁打、8盗塁
ビリー・グラバルケヴィッツドジャース197024-6.5640打席、.289/.399/.454, 17 本塁打、19盗塁
トミー・エイジーホワイトソックス19662316.4689打席、.273/.326/.447, 22 本塁打、44盗塁
ジェイソン・ヘイワードブレーブス20102026.4623打席、.277/.393/.456, 18 本塁打、11盗塁
フリオ・ロドリゲスマリナーズ20222116.2560打席、 .284/.345/.509, 28 本塁打、25盗塁
ガナー・ヘンダーソンオリオールズ20232216.2622打席、.255/.325/.489, 28 本塁打、10盗塁
ミッチェル・ページアスレチックス19772526.1592打席、.307/.405/.521, 21 本塁打、42盗塁
アルビン・デービスマリナーズ19842315.9678打席、.284/.391/.497, 27 本塁打、5盗塁

10.5 WARを記録したトラウトがトップであり、これは2012年のメジャー全体でも首位の数字だった。もしこの年、ミゲル・カブレラ(元タイガースほか)が三冠王に輝いていなければ、トラウトはルーキーでMVP獲得という快挙を成し遂げていた可能性もあった。

トラウト以降で見ると、2017年のアーロン・ジャッジの8.0 WARが最高の数字となっている。アブレイユが今のWARのペースで162試合をプレーすると、最終的には8.1 WARにまで達する。ウィンもまた、その卓越した守備力でこのトップ20に食い込む成績を残すだろう。イ・ジョンフは巻き返してくるだろうが、このリストに名を連ねるには、この先かなりのハイペースで数字を積み上げていく必要がある。

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過去の最優秀新人賞 受賞者一覧

MLBの最優秀新人賞は設立当初、リーグに関係なく、1名の選手に贈られていた。そのため、1944年はジャッキー・ロビンソン、1948年はアル・ダークとそれぞれ一人のみとなっている。

以下、MLBのこれまでの新人賞受賞者を紹介する。

※P=主なポジション。

メジャーリーグ

名前チーム年度PWAR
ジャッキー・ロビンソンドジャース19471B4.1
アル・ダークブレーブス1948SS4.5

アメリカンリーグ

名前チーム年度PWAR
ロイ・シーバースブラウンズ1949OF2.2
ウォルト・ドローポレッドソックス19501B2.6
ギル・マクドゥガルドヤンキース19513B4.5
ハリー・バードアスレチックス1952P3.2
ハービー・キーンタイガース1953SS1.7
ボブ・グリムヤンキース1954P1.9
ハーブ・スコアインディアンズ1955P5.3
ルイス・アパリシオホワイトソックス1956SS1.5
トニー・クーベックヤンキース1957SS2.5
アルビー・ピアーソンセネタース1958OF0.8
ボブ・アリソンセネタース1959OF1.4
ロン・ハンセンオリオールズ1960SS3.9
ドン・シュウォールレッドソックス1961P3.5
トム・トレッシュヤンキース1962SS4.3
ゲイリー・ピーターズホワイトソックス1963P7.0
トニー・オリバツインズ1964OF6.8
カート・ブレファリーオリオールズ1965OF3.6
トミー・エイジーホワイトソックス1966OF6.4
ロッド・カルーツインズ19672B2.8
スタン・バーンセンヤンキース1968P5.9
ルー・ピネラロイヤルズ1969OF2.1
サーマン・マンソンヤンキース1970C5.5
クリス・チャンブリスインディアンズ19711B0.5
カールトン・フィスクレッドソックス1972C7.3
アル・バンブリーオリオールズ1973OF4.0
マイク・ハーグローブレンジャーズ19741B3.3
フレッド・リンレッドソックス1975OF7.4
マーク・フィドリッチタイガース1976P9.6
エディ・マレーオリオールズ1977DH3.2
ルー・ウィテカータイガース19782B3.8
ジョン・カスティーノツインズ19793B2.0
アルフレド・グリフィンブルージェイズ1979SS2.5
ジョー・シャボニューインディアンズ1980OF2.4
デイブ・リゲッティヤンキース1981P3.5
カル・リプケン・ジュニアオリオールズ1982SS4.7
ロン・キトルホワイトソックス1983OF1.9
アルビン・デービスマリナーズ19841B5.9
オジー・ギーエンホワイトソックス1985SS2.3
ホセ・カンセコアスレチックス1986OF3.0
マーク・マグワイアアスレチックス19871B5.1
ウォルト・ワイスアスレチックス1988SS2.8
グレッグ・オルセンオリオールズ1989P3.3
サンディ・アロマーインディアンズ1990C2.4
チャック・ノブロックツインズ19912B2.9
パット・リスタッチブルワーズ1992SS4.5
ティム・サーモンエンゼルス1993OF5.3
ボブ・ハムリンロイヤルズ1994DH2.6
マーティ・コルドバツインズ1995OF3.3
デレク・ジーターヤンキース1996SS3.3
ノマー・ガルシアパーラレッドソックス1997SS6.6
ベン・グリーブアスレチックス1998OF2.2
カルロス・ベルトランロイヤルズ1999OF4.7
佐々木主浩マリナーズ2000P1.3
イチローマリナーズ2001OF7.7
エリック・ヒンスキーブルージェイズ20023B4.0
アンヘル・ベローアロイヤルズ2003SS2.5
ボビー・クロスビーアスレチックス2004SS3.3
ヒューストン・ストリートアスレチックス2005P2.9
ジャスティン・バーランダータイガース2006P4.0
ダスティン・ペドロイアレッドソックス20072B3.9
エバン・ロンゴリアレイズ20083B4.8
アンドリュー・ベイリーアスレチックス2009P3.7
ネフタリ・フェレスレンジャーズ2010P2.5
ジェレミー・ヘリクソンレイズ2011P4.2
マイク・トラウトエンゼルス2012OF10.5
ウィル・マイヤーズレイズ2013OF2.2
ホセ・アブレイユホワイトソックス20141B5.8
カルロス・コレアアストロズ2015SS4.8
マイケル・フルマータイガース2016P5.4
アーロン・ジャッジヤンキース2017OF8.0
大谷翔平エンゼルス2018P/DH4.1
ヨルダン・アルバレスアストロズ2019OF3.7
カイル・ルイスマリナーズ2020OF1.6
ランディ・アロサレーナレイズ2021OF3.9
フリオ・ロドリゲスマリナーズ2022OF6.2
ガナー・ヘンダーソンオリオールズ2023SS6.2

ナショナルリーグ

名前チーム年度PWAR
ドン・ニューカムドジャース1949OF5.7
サム・ジェスローブレーブス1950OF3.2
ウィリー・メイズジャイアンツ1951OF3.9
ジョー・ブラックドジャース1952P4.1
ジム・ギリアムドジャース19532B3.9
ウォーリー・ムーンカージナルス1954OF3.0
ビル・バードンカージナルス1955OF1.4
フランク・ロビンソンレッズ1956OF6.5
ジャック・サンフォードフィリーズ1957P4.4
オーランド・セペダジャイアンツ19581B3.0
ウィリー・マッコビージャイアンツ19591B3.1
フランク・ハワードドジャース1960OF1.9
ビリー・ウィリアムズカブス1961OF1.2
ケン・ハブスカブス19622B0.0
ピート・ローズレッズ19632B2.4
ディック・アレンフィリーズ19643B8.8
ジム・ラフィーバードジャース19652B4.6
トミー・ヘルムズレッズ19662B1.3
トム・シーバーメッツ1967P6.7
ジョニー・ベンチレッズ1968C5.0
テッド・サイズモアドジャース19692B4.2
カール・モートンエクスポズ1970P4.2
アール・ウィリアムズブレーブス1971C3.3
ジョン・マトラックメッツ1972P6.1
ゲイリー・マシューズジャイアンツ1973OF3.4
ベイク・マクブライドカージナルス1974OF4.3
ジョン・モンテフュスコジャイアンツ1975P6.4
ブッチ・メッツガーパドレス1976P1.4
パット・ザクリーレッズ1976P3.5
アンドレ・ドーソンエクスポズ1977OF3.9
ボブ・ホーナーブレーブス19783B2.1
リック・サトクリフドジャース1979P4.1
スティーブ・ハウドジャース1980P0.4
フェルナンド・バレンズエラドジャース1981P5.3
スティーブ・サックスドジャース19822B3.3
ダリル・ストロベリーメッツ1983OF2.6
ドワイト・グッデンメッツ1984P5.7
ビンス・コールマンカージナルス1985OF2.4
トッド・ウォーレルカージナルス1986P2.6
べニート・サンティアゴパドレス1987C3.4
クリス・セイボーレッズ19883B5.1
ジェローム・ウォルトンカブス1989OF1.9
デビッド・ジャスティスブレーブス1990OF2.9
ジェフ・バグウェルアストロズ19911B4.8
エリック・キャロスドジャース19921B0.4
マイク・ピアッツァドジャース1993C7.0
ラウル・モンデシードジャース1994OF1.8
野茂英雄ドジャース1995P4.1
トッド・ホランズワースドジャース1996OF1.1
スコット・ローレンフィリーズ19973B4.5
ケリー・ウッドカブス1998P3.8
スコット・ウィリアムソンレッズ1999P2.6
ラファエル・ファーカルブレーブス2000SS4.0
アルバート・プホルスカージナルス20013B6.6
ジェイソン・ジェニングスロッキーズ2002P2.7
ドントレル・ウィルスマーリンズ2003P4.4
ジェイソン・ベイパイレーツ2004OF2.2
ライアン・ハワードフィリーズ20051B3.1
ハンリー・ラミレスマーリンズ2006SS4.9
ライアン・ブラウンブルワーズ2007OF2.0
ジオバニー・ソトカブス2008C3.3
クリス・コグランマーリンズ2009OF1.1
バスター・ポージージャイアンツ2010C3.9
クレイグ・キンブレルブレーブス2011P2.5
ブライス・ハーパーナショナルズ2012OF5.2
ホセ・フェルナンデスマーリンズ2013P6.6
ジェイコブ・デグロムメッツ2014P3.5
クリス・ブライアントカブス20153B5.3
コーリー・シーガードジャース2016SS5.2
コディ・ベリンジャードジャース20171B3.9
ロナルド・アクーニャJr.ブレーブス2018OF3.9
ピート・アロンソメッツ20191B5.5
デビン・ウィリアムズブルワーズ2020P1.3
ジョナサン・インディアレッズ20212B4.1
マイケル・ハリス2世ブレーブス2022OF5.2
コービン・キャロルダイヤモンドバックス2023OF5.4

WAR(Wins Above Replacement=代替選手比貢献度)とは?

WAR(Wins Above Replacement=代替選手比貢献度)は、選手の貢献度をまとめた指標。代替可能な選手に比べてどれだけチームの勝利数を上積みできたかを示す数値となっている。投手・野手それぞれのスタッツから計算されるが、異なるポジションを同じ指標で比べることが可能となる。分布の目安は、優秀な救援投手が1以上、平均的なレギュラー野手、先発投手が2〜3、オールスター級が3〜4、ベストナイン級が4〜5、スーパースター級で5〜6、6以上はMVP級。

※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。翻訳・編集: 石山修二(スポーティングニュース日本版)

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Edward Sutelan joined The Sporting News in 2021 after covering high school sports for PennLive. Edward graduated from The Ohio State University in 2019, where he gained experience covering the baseball, football and basketball teams. Edward also spent time working for The Columbus Dispatch and Cape Cod Times.

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター