NY地元紙が大谷メジャー移籍の「ハードル」を指摘

Chelsea Howard

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日本プロ野球のスター、大谷翔平は今週はじめに米国でのエージェントを雇い、そして今、素晴らしい投手および外野手である彼はメジャーリーグでプレーしたい意向を発表した。

「先日、球団幹部と会って自分の意思を伝えました」ニューヨーク・タイムズによると、大谷は記者会見でこう言った。「私のリクエストは温かい言葉と共に受諾され、来年からはアメリカでベストを尽くしたいと思います」

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日本ハム・ファイターズのスター選手はMLBでも話題になっており、ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、レンジャーズがもっとも強い関心を示している。大谷は、自身が成長できる環境でプレーしたい意思を示した。

「私はまだ完璧な選手ではありません。より良い選手になれる環境に行きたいです」大谷は言った。「高校を卒業したときも同じように感じました。そして、それが今アメリカに行きたいもっとも大きな理由です」

大谷のコメントは、彼の所属球団ファイターズが今オフのポスティングシステムによる移籍を認めたと報じられた翌日に届けられた。彼は来季に向けて、メジャーリーグ球団と契約できるようになった。

しかし、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンによると、大谷がポスティングされるまでにひとつのハードルがあるという。MLBとファイターズ、選手会の間には「暫定の理解」しかなく、つまりまだ何も確定していることはなく、協定は改正される可能性がある。大谷と契約する球団はファイターズに2000万ドルを支払わねばならず、そして現在のMLB労使協定の下では、彼の契約金は最大353万5000ドルに制限される。

23歳の大谷は昨年パシフィック・リーグのMVPを獲得し、今年は3勝2敗、防御率3.20だった。彼は故障に苦しんだが、それでも65試合で打率.332、16二塁打、8本塁打を記録した。

原文:Japan's Shohei Otani announces he wants to play in MLB

翻訳:Muneharu Uchino

Chelsea Howard