MLB30球団の新年の抱負:ナ・リーグ西地区(1)

Joe Rivera

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さて、新年の抱負だ。

高校時代から知っているある迷惑な人間が、なぜ2017年がダメで2018年はいかに変わるかという4000ワードの長文をフェイスブックに投稿する、そんな季節だ。

 

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もっとも、私はそれをMLB30球団にまで広げたい。

2017年はいくつかのチームにとっては素晴らしく、いくつかのチームにとってはまあまあだっだが、2018年シーズンに向けて、全てのチームは目標を持たねばならない。そして同じ目標がふたつあってはならない。

というわけで、できる限りフェイスブックっぽく、MLB30球団の新年の抱負を考えてみた。

 

ロサンゼルス・ドジャース

新年の抱負:"Don't get down"(気を落とすな)

ドジャースよ、顔を上げたまえ。あなた方はワールドシリーズ第7戦まで行ったのだ! あなた方はほぼ1年中、球界最高級のチームだったのだ。

ダルビッシュ有がフリーエージェントとなり、ブランドン・モローがシカゴ・カブスに移籍した今、ドジャースはやや戦力ダウンしている。

とはいえ、チームにはまだまだ若いタレントがいる。2018年のドジャースにとって鍵となるのは、素晴らしい2017年シーズンに自信を持って、戦い続けることだ。

サンフランシスコ・ジャイアンツ

新年の抱負:"Stay the course"(最後まで頑張ろう)

ジャイアンツに完璧にフィットしそうなエバン・ロンゴリアの加入は、チームが2018年を戦おうとしていることの表れだ。景色が変わることは、ロンゴリアにとって良いことだろう。彼は2017年、キャリア最低となる100 OPS+だった。しかし、ロンゴリアは32歳であり、39歳ではない。彼は優れた三塁手であり、長期に渡って生産的な選手だ。

2017年の失敗は、主力選手の不振が原因ではない。バスター・ポージーは素晴らしいシーズンを送り、ブランドン・ベルトは2014年以降は毎年OPS.800以上を記録している。

攻撃陣とプルペンは補強が必要だが、マディソン・バムガーナー、ジョビー・クエト、ジェフ・サマージャの先発ローテーションは極めて強固だ。

ジャイアンツは現在地に留まる必要があり、そうすれば良い流れがやってくるだろう。

((2)につづく)

 

Joe Rivera