MLB30球団の新年の抱負:ナ・リーグ中地区(2)

Joe Rivera

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シンシナティ・レッズ
新年の抱負:"Keep fighting"(戦い続けよう)

このリストで、もっとも一般的な抱負だ。

レッズは2017年シーズン序盤、大きなサプライズだった。私を含め多くの人が、メジャー断トツで弱いチームだと思っていたのだ。

とはいえ、彼らはやはり地区最下位に終わり、2018年も良い戦いをするのは難しそうだ。しかし2017年序盤の戦いを再現できれば、2018年も面白くなるだろう。

彼らは2017年の前半を勝率5割前後で推移し、5割を10ゲーム下回ってオールスターを迎えた。しかし、後半戦はボロボロだった。

レッズが将来どうなるかを予測するのは難しいが、彼らは2018年、戦い続けることを学ばなければならない。

 

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ピッツバーグ・パイレーツ
新年の抱負:"Learn to let go"(手放すことを学ぼう)

間違えてはいけない。パイレーツファンにとって、アンドリュー・マカッチェンとゲリット・コールの両選手が他球団のユニフォームでキャリアを終えるのを見るのは辛いことだが、彼らを放出することがピッチバーグ最大の関心ごとである。

マカッチェンは2017年、28本塁打を放ち若き日を彷彿とさせる活躍を見せ、コールは低調だったもののエース級のピッチングをした。

パイレーツにとって、マカッチェンとコールを放出して若いタレントを獲得し、素早く再建へ向かうことが重要なのだ。

それは苦しいことだが、ピッツバーグにとっては手放すことが今、最大の関心ごとなのだ。

シカゴ・カブス
新年の抱負:"Remember who you are"(自分自身を思い出そう)

108年ぶりにワールドシリーズを制した2016年ほど、2017年はハングリー精神を持っているように見えなかった。

才能溢れる主力選手たちは今後、球界を支配していく存在だ。そして2017年は「低調な」1年だったものの(とはいえ地区優勝した)、彼らは単にシーズン最初の3ヶ月、なかなか勝てなかったというだけだった。

2018年のロースターはやや弱くなるものの、彼らは十分にタイトルを争える存在だ。彼らはただ、自分たちが誰であるかを思い出せば良い。

 

原文:New Year's resolutions for all 30 MLB teams

翻訳:Muneharu Uchino

 

Joe Rivera