MLB2021シーズンのMVP、新人王、サイヤング賞など各個人タイトルの最有力候補たち…大谷翔平の評価は?

Edward Sutelan

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2021年ワールドシリーズを制覇したアトランタ・ブレーブスにはコミッショナーズ・トロフィーが授与された。今シーズンまだ終わっていないのは個人賞の行方のみである。

今シーズンの個人賞は数多くの興味深い要素に満ちている。アメリカン・リーグでは、大ブレークしたブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)と二刀流スターの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)のどちらが最優秀選手賞(以下、MVP)にふさわしいかという話題が議論を呼んでいる。ナショナル・リーグでは、プレーオフ進出を逃したチームから多くの選手がMVP候補に挙げられている。

今年のサイヤング賞争いも歴史的に珍しいシーズンになりそうだ。最終候補に残ったロビー・レイとマックス・シャーザーは2人ともフリーエージェントになっており、来シーズンは他チームに移籍する可能性が高い。サイヤング賞を受賞して翌年にフリーエージェントになった投手は過去に13人しかいない。そして、両リーグの受賞者が同時に他チームへ移籍した例はかつてない。

2020年シーズンと異なり、2021年は見るべきサンプルのサイズがはるかに大きい。昨シーズンは各チーム60試合しかなかったが、今シーズンは162試合制に戻ることができたからだ。

全米野球記者協会が選ぶ主要個人賞の最終候補者と受賞者たちは以下の通りである。各賞の受賞者は11月15日の週に順次発表される(すべて日本時間、MLBネットワークで実況中継される)。

  • 新人王:11月16日午前8時
  • 最優秀監督賞:11月17日午前8時
  • サイヤング賞:11月18日午前8時
  • MVP:11月19日午前8時

 

ナショナル・リーグ MVP最終候補者

ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)

今年はフィリーズのファンが待ち望んでいたシーズンだった。総額3億3000万ドル(約337億円)の13年間契約の3年目、ハーパーは自身のキャリアで2番目に高いfWAR(6.6)を記録した。これは自身がナショナル・リーグMVPを獲得した2015年シーズンの9.3に次ぐ数字だ。OPS (1.044) と wRC+ (170) はともにメジャーリーグ全体でトップで、四死球率16.7%は3位だった。本塁打35本はナショナル・リーグ6位だった。さらに盗塁も13個記録している。

フアン・ソト (ワシントン・ナショナルズ)

ソトがプレイを重ねるたびに、テッド・ウィリアムズの姿にますます近づくようだ。四死球率22.2%で、昨年に引き続きメジャーリーグ全体のトップとなった。この指標で2年連続トップの座を守った選手の中では史上最年少。ウィリアムズは1941年と1942年にこれを達成し、当時の年齢は23歳、24歳だった。ソトは三振率がわずか14.2%で、OPSは.999でメジャーリーグ全体の3位だった。fWAR(6.6)はハーパーと並び、ナショナル・リーグの打者でこれを上回るのはトレイ・ターナー(6.9)のみである。また、本塁打数が29本、盗塁数は9個である。

フェルナンド・タティス・ジュニア(サンディエゴ・パドレス)

タティスは今シーズンも故障による欠場で出場機会が限られた。出場130試合はナショナル・リーグMVP最終候補者3人の中で最少である。しかし、試合に出場さえすればその活躍は目覚ましかった。本塁打42本はナショナル・リーグ1位、盗塁25個は3位である。長打率は.611で、この数字を上回るのはハーパー(.615)のみである。タティスのISO(長打率と打率の差)は.328であり、これはナショナル・リーグ1位だ。

 

アメリカン・リーグ MVP最終候補者

ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)

このリストで次に出てくる人物さえいなければ、ゲレーロはアメリカン・リーグMVPを文句なしで受賞していただろう。打率.311、出塁率.401、長打率.601という数字は驚異的である。OPS は 1.002で、メジャーリーグ全体でも2位だ。さらには本塁打48本も同1位タイである。四死球率は12.3%と高く、三振率は15.8%と低い。何よりも重要な要素は、ゲレーロが常にグラウンドに立っていたことだ。打席数は698を数え、これより多くの数字を挙げた選手は2人しかいない。ゲレーロほど強い打球を打つことができる選手も数少ない。野球データ解析サイト『Baseball Savant』によれば、ゲレーロの平均打球速度は95.1マイル(約153キロ)でメジャーリーグ3位、強打率は23.1%で2位である。

大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)

2021年シーズンの大谷は野球界の注目を一身に浴びた。打席ではもっとも警戒される打者でありながら、マウンドでは真のエースに相応しい圧倒的なパフォーマンスを見せたのだ。本塁打46本はメジャーリーグ3位、盗塁26個はアメリカン・リーグ5位、打者としてのfWARは5.1だった。投手としては130回1/3を投げ、防御率は3.18(FIP 3.51)で、130回以上を投げたアメリカン・リーグの投手のなかでは8位の防御率だ。奪三振率29.3%はメジャーリーグ全体で11位、アメリカン・リーグでは5位だ。これらによって、投手としてのfWAR3.0が加わり、合計のfWARは8.1になる。これはメジャーリーグ全体で1位の数字である。

マーカス・セミエン(トロント・ブルージェイズ)

今シーズン、ブルージェイズでMVP級の活躍を見せた選手はゲレーロだけではない。シーズン前に1年契約を結んだセミエンは、オフシーズンのフリーエージェント契約で最良のケースとなった。打率.265、出塁率.334、長打率.538の成績を残し、fWARは6.6で、ハーパーとソトに並んだ。本塁打数は45本で、アメリカン・リーグの打者でこれを上回ったのはゲレーロ、サルバドール・ペレス、そして大谷しかいない。セミエンは盗塁も15個を記録している。打撃ではなく、守備でも存在感を示した。Baseball Savantによると、セミエンは平均より7つ多いアウトを挙げ、守備力はメジャーリーグの2塁手のなかで6位に評価されている。

 

ナショナル・リーグ サイヤング賞 最終候補者

コービン・バーンズ(ミルウォーキー・ブルワーズ)

2021年はバーンズがミルウォーキーでブレークしたシーズンになった。防御率2.43と FIP 1.63はどちらもメジャーリーグ1位である。パワー(メジャーリーグ1位の奪三振率35.6%)とコントロール(同3位タイの与四死球率5.2%)を兼ね備え、対戦した打者を打率.199に抑え込んだ。Baseball Savantによると、強打される確率は1.8%で、これもメジャーリーグ全体で1位だった。唯一の難点を挙げるすれば、バーンズの先発試合数が28試合だけで、30以下でサイヤング賞を受賞した先発投手はかつていないことである。投球回数も167で、これも最少である。しかし、バーンズがマウンドに登りさえすれば、これほどの圧倒的なパフォーマンスを見せた投手は少ない。

マックス・シャーザー(ロサンゼルス・ドジャース)

ナショナルズの赤いユニフォームを着ても、ドジャースの青いユニフォームを着ても、シャーザーはいつでも圧倒的な投手だった。2021年のシャーザーは179回1/3を投げ、防御率2.46、FIP 2.97 の成績を挙げた。奪三振と与四死球の比率は6.56と驚異的で、これ以上の数字を挙げた投手はバーンズのみである。とくにドジャースに移籍したあとのシャーザーの貢献度は、68回1/3で防御率1.98と特筆すべきものだった。8月4日以降のfWARは2.9で、メジャーリーグ全投手の1位である。

ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)

ニューヨーク・メッツ在籍時から、ウィーラーはエースになる潜在能力があることを感じさせていた。フィリーズに移籍して2年目の今シーズンに、ついにその姿がベールを脱いだ。投球回数の213回1/3はメジャーリーグ全体で最多で、防御率2.78も5位である。fWARは7.3で、バーンズに次いで2位、奪三振247個はナショナル・リーグ1位だ。さらに、ウィーラーは3試合に完投し、2試合を完封した。どちらもメジャーリーグ全体で1位タイである。

 

アメリカン・リーグ サイヤング賞 最終候補者

ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)

2020年シーズン前にヤンキースと9年、総額3億2400万ドル(約371億円)の巨大契約を結んだコールは、その後も期待に応え続けている。2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響で短縮されたため、2021年はコールにとってヤンキースでプレイする初めてのフルシーズンとなった。181回1/3を投げ、防御率3.23、FIP 2.92の成績を残し、奪三振率33.5%はアメリカン・リーグ1位である。fWARは5.3でネイサン・イオバルディ(ボストン・レッドソックス)に次いで同リーグ2位だ。

ランス・リン(シカゴ・ホワイトソックス)

リンの投球回数は157回で、アメリカン・リーグのサイヤング賞最終候補者3人の中でもっとも少ない。それでもリンは好調のホワイトソックスでもエース格と呼ばれるに相応しい投球を見せた。防御率2.69、FIP 3.32の成績で、前者は最低150回以上を投げたアメリカン・リーグの投手の中で1位だった。奪三振率は27.5%でありながら、対戦した打者の7%にしか四死球を与えなかった。対戦打率はわずかに.207である。fWARは4.2で、これはアメリカン・リーグ4位だ。

ロビー・レイ(トロント・ブルージェイズ)

ブルージェイズは1年契約で最高の結果を得た。セミエンだけではなく、レイも獲得したのだ。レイはアメリカン・リーグで最高の投手の1人として活躍した。193回1/3を投げ、防御率は2.84であり、そのどちらも同リーグでトップの数字である。奪三振率32.1%はコールに次いで、同リーグ2位だった。昨年までの制球難が課題だったが、今シーズンの与四球率はキャリア最良の6.9%に改善した。7月と8月のパフォーマンスはとくに圧倒的だった。この2か月間で11試合に先発登板し、72回2/3を投げ、89個の三振を奪い、防御率は1.86だったのだ。

 

ナショナル・リーグ 新人王受賞者

ナショナルリーグの新人王はシンシナティ・レッズのジョナサン・インディアが獲得した(30人中29人から1位得票)。

 

最終候補者

ディラン・カールソン(セントルイス・カージナルス)

2021年シーズンはタティス、ソト、ゲレーロといった22歳のスター選手がひしめいた。その中にあって、カールソンもまた素晴らしい22歳のシーズンを送った。本塁打は18本で、2個の盗塁も記録し、打率.266、出塁率.343、長打率.438の成績を残した。ルーキーシーズンのfWARは2.8である。

ジョナサン・インディア(シンシナティ・レッズ)

レッズはシーズン開幕前に2018年ドラフト全体5位指名のインディアをメジャーリーグに昇格させた。そしてインディアはその期待に応えた。fWARは3.9 で、新人王の資格がある選手の中で1位である。OPSは.835 だ。本塁打は21本、盗塁は12個で、ナショナル・リーグの新人打者で2ケタ以上の本塁打数と盗塁数を達成した2人の選手のうちの1人になった。Baseball Savantによると、インディアの選球眼と走力は両方とも86番目の百分位数だった。

トレバー・ロジャース(マイアミ・マーリンズ)

ロジャースが挙げたfWARは4.2で、これに近いレベルの数字を挙げた新人投手は他にいない。アメリカン・リーグで同数値が1.5以上だったのはロジャースのみだったのである。133回を投げ、防御率は2.64。対戦した打者の28.5%から三振を奪い、8.4%しか歩かせず、対戦打率は.214 だった。FIPは2.55 で、防御率と同様に新人先発投手の中で1位である。ロジャースは忌引により8月を全休した。それがなければ、ナショナル・リーグ新人王の最有力候補になっていただろう。

 

アメリカン・リーグ 新人王受賞者

アメリカン・リーグの新人王はタンパベイ・レイズのランディ・アロサレーナが獲得した(30人中22人から1位得票)。

 

最終候補者

ランディ・アロサレーナ(タンパベイ・レイズ)

アロサレーナは2020年のポストシーズンで歴史に残る大活躍を見せた。それを上回る成績を挙げるとは、誰も予期していなかったに違いない。ルーキーシーズンとなった2021年も着実にスター選手としての評価を確立させたのだった。本塁打20本、盗塁20個を達成した唯一の新人選手となり、打率.274、出塁率.356、長打率.459の成績を残し、OPS .815 はアメリカン・リーグ新人王の資格をもつ選手の中で1位だった。外野手としてレフトとライトを行き来し、Baseball Savantによると、守備力でも72番目の百分位数だった。fWARは3.3 で、同リーグ新人選手中1位である。

ワンダー・フランコ(タンパベイ・レイズ)

レイズは超有望株選手で、わずか20歳のフランコを6月にメジャーリーグへ昇格させた。そしてフランコはその実力があることを証明した。43試合連続で出塁し、20歳以下の選手としてはフランク・ロビンソンに並ぶ記録を作ったのだ。昇格してしばらくは不調だったが、シーズン終盤の285打席で打率.302、出塁率.354、長打率.473 の成績を残した。最終的なシーズン成績は308打席で打率.288、出塁率.347、長打率.463、本塁打7本、盗塁2個である。シーズン途中からの出場ながら、fWARは2.5 で、アメリカン・リーグ新人選手中3位である。

ルイス・ガルシア(ヒューストン・アストロズ)

ポストシーズンで活躍する前から、ガルシアはレギュラーシーズン中に先発ローテーション入りを果たしていた。投球回数155回1/3 はアメリカン・リーグ新人投手の中で1位であり、fWARの3.1 はアロサレーナに次ぐ同リーグ2位である。防御率3.30、FIP 3.63と素晴らしく、対戦した打者の26.4%から三振を奪い、7.9%を歩かせた。

 

ナショナル・リーグ 最優秀監督賞 最終候補者

ナショナル・リーグはサンフランシスコ・ジャイアンツのゲーブ・キャプラーが最優秀監督賞を受賞した。

クレイグ・カウンセル(ミルウォーキー・ブルワーズ)

クリスチャン・イエリッチの不振は続き、今シーズンは本塁打9本、盗塁9個に終わった。もしブルワーズのファンがそのことを事前に知っていたとしたら、2021年シーズンは諦めていたに違いない。しかしカウンセルはそのブルワーズをナショナル・リーグ中地区で優勝させ、リーグでも3位の勝率を達成した。5人の打者と3人の投手(バーンズ、ブランドン・ウッドラフ、フレディ・ペラルタ)がfWAR2.0以上の成績を挙げ、メジャーリーグでも最高と思われる先発ローテーションを作り上げた。

ゲーブ・キャプラー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)

ジャイアンツは2014年ワールドシリーズを制覇したが、2016年以来ポストシーズンに進出したことがなかった。勝率5割を越えたのもそこが最後だった。だが、キャプラーが指揮を取る2年目の2021年シーズン、ジャイアンツはメジャーリーグ最多の107勝を挙げた。躍進の大きな原動力となったのはバスター・ポージー、ブランドン・クロフォード、ブランドン・ベルトといったベテラン勢の復活。この3人は2010年代前半のワールドシリーズでジャイアンツの中核だった選手たちだ。そして、ケビン・ゴーズマン、ローガン・ウェブ、アンソニー・デスクラファニー、アレックス・ウッドら先発投手陣の圧倒的なパフォーマンスも光った。

マイク・シルト(セントルイス・カージナルス)

カージナルスは9月に入った時点でプレーオフ進出がほぼ絶望と思われた。その後に17連勝が始まった。シンシナティ・レッズとサンディエゴ・パドレスから数ゲーム差の逆転に成功し、ワイルドカード枠2番目を獲得。3年連続のポストシーズン進出を果たした。エースであるジャック・フラハーティがわずかに15試合の先発登板に留まり、110回以上のイニングを投げた投手は39歳のアダム・ウェインライトのみという状況で、シルトはチームを最良の状態にまとめあげた。その素晴らしいシーズンを終えたばかりであるにもかかわらず、シルトはカージナルスから解雇された。

 

アメリカン・リーグ 最優秀監督賞

アメリカン・リーグは最優秀監督賞をタンパベイ・レイズのケビン・キャッシュが最優秀監督賞を受賞した。

最終候補者

ダスティ・ベイカー(ヒューストン・アストロズ)

アストロズは5年連続でポストシーズン進出を果たした。しかし、2020年は29勝31敗の戦績で終わったばかりであったし、2021年はエースのジャスティン・バーランダーがトミージョン手術のために戦線を離脱し、ジョージ・スプリンガーをフリーエージェントで失ったことでかなり厳しいシーズンになると思われた。それでもベイカーは難なくアストロズをアメリカン・リーグ西地区優勝、そしてリーグ制覇へ導いた。もっとも投票にポストシーズンは考慮されない。ベイカーは苦しいローテーション事情をうまく乗り切り、チーム全体のfWARは投手部門でメジャーリーグ10位、そして打者部門では1位だった。

ケビン・キャッシュ(タンパベイ・レイズ)

昨年のアメリカン・リーグ覇者の監督が、今年も最優秀監督賞の最終候補に残るのは少し奇妙に感じられるかもしれない。しかし、キャッシュはそのハードルを上げ続けている。『Spotrac』(スポーツ各団体の契約データを専門にしたウェブサイト)によると、レイズの年俸総額は7000万ドル(約80億円)で、これはプレーオフに進出したどのチームよりも3000万ドル(約34億円)以上低い。それにもかかわらず、レイズはアメリカン・リーグで最高の100勝62敗という戦績を残した。しかも同じ地区内には、ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキース、そしてトロント・ブルージェイズという90勝以上のチームがいたである。シーズン中盤にはチームのトップ先発投手を失ったが、それでもキャッシュは新人先発投手とオープナーを上手く活用し、100試合以上で9通りの打線を組み替えた。

スコット・サーバイス(シアトル・マリナーズ)

マリナーズは穴馬と思われていた。シーズン開幕前、『FiveThirtyEight』(世論調査やスポーツ関連データを扱うウェブサイト)はマリナーズがプレーオフに進出する確率を8%、シーズン戦績を73勝89敗になると予想していた。サーバイスはそのように期待度が低かったチームを率い、130試合以上に出場した選手は4人しかいなかったにもかかわらず、シーズン90勝を実現した。これは2003年以来球団の最多勝利記録である。マリナーズはワイルドカード枠を2ゲーム差で逃したが、シーズンが終了するまでプレーオフ出場の可能性を追い続けた。

(翻訳:角谷剛)

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Edward Sutelan

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Edward Sutelan joined The Sporting News in 2021 after covering high school sports for PennLive. Edward graduated from The Ohio State University in 2019, where he gained experience covering the baseball, football and basketball teams. Edward also spent time working for The Columbus Dispatch and Cape Cod Times.