MLB母の日に起きたドラマ5選:パドレスに珍事発生、巨大なメッセージカード

Sporting News Japan Staff

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選手たちもピンク色に染まる母の日、メジャーリーグでは様々なドラマが

5月12日、母の日。

日本でも非常に馴染み深い記念日だが、母の日発祥の地であるアメリカでもまた、国中で母や妻への感謝の気持ちが溢れる一日となった。

MLBでは毎年、母の日には選手たちがピンクのキャップやスパイクを身につけて試合に出場し、この日を祝う。今年も各球団が様々な趣向を凝らしたが、中には思わぬ騒動を発生させてしまったチームもあったようだ。

この日メジャーリーグがどのような一日を送ったのか、以下にご紹介する。

 

球場に来ている母へ、ホームランのプレゼント(しかも2本)

ヒューストン・アストロズの三塁手/遊撃手アレックス・ブレグマンは、本拠地で行われたテキサス・レンジャーズ戦で2本の本塁打を放ち、スタンドで観戦していた母にこれ以上ないプレゼントを送った。

2回で2ラン、5回で3ランを放ったブレグマン。MLB公式ツイッターは、息子の活躍に大興奮の母ジャッキーさんの姿をばっちりとらえていた。

この日の試合でブレグマンは5打数3安打にキャリア最多タイの5打点をマーク。中堅手のジョージ・スプリンガーも2本塁打を含む5打数5安打4打点と大爆発し、アストロズは15 – 5で大勝、レンジャーズとの4連戦をスイープした。

 

ママ1年目の妻へ……愛妻家バーランダーのメッセージ

アストロズのエース右腕ジャスティン・バーランダーは、昨年11月に愛娘が誕生したばかり。生後6ヶ月の赤ちゃんとの生活に日々奮闘する妻でありモデルのケイト・アプトンに対し、インスタグラムに愛情溢れるメッセージを綴った。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Happy 1st Mother’s Day!!! Those words have a whole new meaning to me today. The last 6 months has been absolutely incredible. Watching our daughter grow and learn. Every day seems like something new! But watching you grow too, as a new mom, has been one of the most awe inspiring things I’ve ever seen. There isn’t another person on this planet I would rather have setting an example for our daughter. This world isn’t easy, but to have a strong, independent, loving and caring mom like you leading the way will always give her a guiding light that she can turn to when she needs help. I’m so proud to call you Vivi’s mom (Vivi too if she could talk)! I love you so much! Also, happy Mother’s Day to my mom and all the other moms out there. Thank you! Love you Mom! ❤️❤️❤️ #mothersday #happymothersday #loveyoumom

Justin Verlanderさん(@justinverlander)がシェアした投稿 -

「初めての母の日おめでとう! 今日、僕にとってこの言葉は、全く新しい意味を持つことになる。この6ヶ月間は本当に素晴らしかった。娘の成長を見ることができたんだ。毎日が新鮮だったよ。そして新米ママとして成長していく君を見ていると、僕も頑張ろうと奮い立たされるんだ。

僕の娘にとって素晴らしいお手本となる女性は、世界中を探しても君以外にはいない。この世界で生きていくには困難もあるけれど、こんなにも強く、自立し、愛が深いママに導かれれば、彼女の行く道に怖いものなんてないんだ。助けが必要な時には、いつでも君の元へ戻って来られるからね。

君を、ヴィヴィのママと呼べることを心から誇りに思う(ヴィヴィだって、しゃべることができたらそう言うよ)!本当に愛しているよ。それから、僕の母にも、他のすべてのお母さんたちにもおめでとう。ありがとう、愛しているよ!」

 

パドレスに起きた珍事:ツイッターアカウントが乗っ取られた?

サンディエゴ・パドレスは母の日を祝うための粋な演出で、まさかの珍事を引き起こした。

パドレスはこの日、チームの公式ツイッターアカウント名を、“父親”という意味を持つチーム名の“@Padres(パドレス)”から、母の日限定で“@Madres(マドレス)”に変更。必然的に元々使用していた“@Padres”ががら空き状態となっていたのだが、これに気づいた別の第三者がその隙をついて、自身のアカウント名を“@Padres”に変更してしまったのだ。

この“アカウント名乗っ取り”を実行したのは、リッキー・パディラというカレッジ・ベースボール選手。彼はしばらくの間、パドレスになりきってファンとの交流を楽しんだ。

ツイッター内画像:

「エリック:ねえ@パドレス、そろそろルイス・ウリアスをメジャー昇格させない?

パディラ:いいよ。

エリック:ありがとう@パドレス。じゃあ、イアン・キンズラーは? 彼を40人枠から外したらどう?

パディラ:そうだね、子供たちのためにも。誰があんなプレーをする選手に、あんな大金を払いたいなんて思うんだ」

パディラ青年は自体を把握したファンと共にしばらくのお遊びを楽しんだ後“@Padres”を“返還”したため、幸いチームに不利益が生じることはなかったようだ。ことの成り行きに気づいたパドレスは、パディラにメッセージを送った。

「ハイ、リッキー。今朝は、“@Padres”を守ってくれてありがとう。君と、君のご両親をホーム戦に招待したい。ダイレクトメッセージをチェックしてね!」

 

始球式に登板した母が見守る中、あと一歩で“ノーノー”の快投!

ロサンゼルス・ドジャースは、選手4人の母たちが始球式を務めた。

左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン)の母も始球式に参加した一人だが、この日のワシントン・ナショナルズ戦で、柳はあと一歩のところでノーヒットノーランという快投を見せた。球場の期待を一身に背負い、8回一死までナショナルズ打線を無安打に抑えるも、ジェラルド・パーラに二塁打を浴びて惜しくも快挙達成とはならなかった。しかし柳は母の前で絶好調ぶりを発揮して今季5勝目を挙げ、チームも6 – 0で快勝した。

 

フィールドを母の日カードにしてしまうという演出も

トロント・ブルージェイズは、フィールドそのものを母の日のメッセージカードに仕立ててしまった。

この手の込んだ演出に、ブルージェイズの公式ツイッターにも「かわいい!」「本当に素敵」など賞賛のコメントが寄せられている。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。