2018年のワールドシリーズが開幕する。
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シーズンを通してアメリカンリーグの優勝候補に挙げられてきたボストン・レッドソックスは、優勝決定シリーズでヒューストン・アストロズを容易に上回った。
一方、ロサンゼルス・ドジャースも、ナショナルリーグ優勝決定シリーズを7試合戦った末にミルウォーキー・ブルワーズを下して、2年連続のワールドシリーズ出場を決めた。
2018年ワールドシリーズのカードはレッドソックス対ドジャースとなり、10月22日にフェンウェイ・パークで開幕する。以下は、今年のワールドシリーズの3つの展望だ。
クレイトン・カーショーとデビッド・プライスは新たな物語を加えられるか?
カーショーとプライスは長きにわたってMLB最高の投手として君臨してきた。この1ヵ月でまばゆいスポットライトを浴びた2人だが、プレーオフではキャリアを通じて平凡な成績しか残せていなかった。果たして彼らはワールドシリーズで新たな物語を作れるだろうか。
カーショーは昨年までポストシーズン通算7勝6敗、防御率4.35を記録していた。今年のナショナルリーグ・ディビジョンシリーズでは8回を無失点、優勝決定シリーズ第5戦ではブルワーズを7回1失点に抑えていずれも勝利投手になった。第7戦の最終回も投げて勝利に貢献したが、シリーズ初戦の登板では4失点で敗戦投手になっていた。
一方、ポストシーズン通算3勝9敗だったプライスは、今年のプレーオフに登板した最初の2戦で合計7失点を喫したが、優勝決定シリーズ第5戦ではアストロズを6回3安打無失点に抑えて勝利投手になった。
2人合わせてオールスターに12回出場しサイヤング賞4回を獲得しているが、どちらかが経歴にワールドシリーズ優勝の栄誉を加えることになる。
クリス・セールは本来の力を取り戻せるか?
レッドソックスの先発投手クリス・セールは、病気の影響からか優勝決定シリーズで1試合しか登板していない。へそピアスの炎症が原因だと話していたセールは、中10日で第1戦の先発マウンドに上がる。
セールは今シーズン12勝4敗、防御率2.11の成績を残し、7年連続となるオールスター出場を果たしている。レッドソックスが球団史上9回目のワールドシリーズ優勝を飾るには、彼らのエースがトップフォームを取り戻すことが必要になる。
ラインナップに入る選手と外れる選手は?
ドジャー・スタジアムでプレーするラインナップを選ぶ際に、レッドソックスは重大な決断を下さなければならない。
指名打者が使えないナショナルリーグの球場では、強打者を打線から外さざるを得なくなる。
アメリカンリーグMVP候補のJ.D.マルティネスがレッドソックスのDHを務めてきたが、アレックス・コーラ監督は彼を外野で使うことを明言した。つまり、優勝決定シリーズMVPのジャッキー・ブラッドリーJr.か、レギュラーシーズン148試合で打率.290出塁率.366長打率.465を記録したアンドリュー・ベニンテンディのどちらかをベンチに置かなければならない。
また、レッドソックスはムーキー・ベッツ外野手を、マイナーリーグでプレー経験のあるセカンドで使うことを考えている。
原文:World Series 2018: Three storylines to watch in Red Sox vs. Dodgers
翻訳:Kaito Kato
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