ア・リーグ地区シリーズ第4戦、アストロズが3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出決定

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月曜日のア・リーグ地区シリーズ第4戦、アストロズはレッドソックスに5-4の逆転勝ちを収め、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

3-2で1点ビハインドの8回、レッドソックスのマウンドにはエースのクリス・セールがいた。アストロズはあわや連敗し、シリーズは第5戦へと突入する危機に陥っていたが、アレックス・ブレグマンが同点ホームラン。その3打者後にジョシュ・レディックがレフトへヒットを放ち、アストロズはリードを奪った。

リリーフで登板したセールは4イニングを2安打無四球、無失点に抑えていた。ブレグマンとレディックが打席に入るまで、セールは完璧だったが、8回にレッドソックスの今シーズンは終わった。

とはいえ、レッドソックスもただでは終わらなかった。20歳のスラッガー、ラファエル・デバースが9回裏にランニングホームランを放ち、5-4の1点差まで迫った。

アストロズのクローザー、ケン・ジャイルズは歴史的なホームランから立ち直り、6アウトを取ってセーブを挙げ、アストロズをシリーズ勝利に導いた。

以下、この試合を3つのポイントから振り返ろう。

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1. キャリア初のリリーフ登板を果たしたバーランダーと、1球に泣いたセール

アストロズは5回、ジャスティン・バーランダーをキャリア初となるリリーフで起用した。バーランダーは1塁にランナーを置いて対戦した最初の打者、アンドリュー・ベニンテンディに逆転2ランを浴び、アストロズのポストシーズン生き残りを危うくした。

そのホームランの後、バーランダーは2.2イニングを無失点に抑えたが、アストロズはあわや1球に泣くところだった。

一方のセールは、やはりリリーフで登板し、2人の打者に対して以外は完璧だった。4イニングを2安打無失点に抑える、素晴らしいピッチングを見せていた。

ただ、レッドソックスは彼を交代させるのが遅すぎた。セールは8回、ブレグマンに同点ホームランを浴び、エバン・ギャティスにヒットを打たれ、レディックのタイムリーで代走のキャメロン・メイビンが生還した。

1日限りのリリーバーとなった二人のエースは、これ以上なく素晴らしい仕事を果たしたが、いくつかの手痛い一打を許した。


2. グリエルからアウトを奪えなかったレッドソックス

地区シリーズの前まで、人々はユリエスキ・グリエルが誰かを知らなかったかもしれないが、今は知っているはずだ。

グリエルはこのシリーズで17打数9安打、何より印象的なのが、第2戦から第4戦にかけて9打席のうち8度出塁したことだ。レッドソックスはまた、アストロズの上位打線を抑えるのにも苦労した。

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3. レッドソックスに火をつけたファレル監督の退場

2回、ダスティン・ペドロイアが三振に倒れた打席の判定を巡って、レッドソックスのジョン・ファレル監督はベンチを飛び出し、自軍に火をつけた。

ペドロイアは球審マーク・ウェグナーの判定に起こっていたが、ファレル監督はそれ以上だった。彼はウェグナーに激しく詰め寄り、最終的に退場処分を受けた。しかしこの瞬間、レッドソックスは明らかにチームとして目を覚ました。日曜日にムーキー・ベッツがレディックの3ランホームランを奪い取ったときと同じように。