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日本時間4月3日、シカゴ・カブスのダルビッシュ有(投手)が自身のyoutubeチャンネルで近況報告を行った。
久々に部屋で座って話しました。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) April 3, 2020
しばらくはこの部屋からお届けします。
暇つぶしにどうぞ。
アメリカにいて感じる2つの恐怖と今できること。 https://t.co/EWtWabHXq5 @YouTubeより
ダルビッシュは「アメリカにいて感じる2つの恐怖と今できること」のタイトルで動画をアップし、自身が滞在するアリゾナ州の現状について語った。
アリゾナ州の新型コロナウイルスの感染状況については「まだそこまで感染が広がっておらず、パニックになっている状況ではない」と報告。スーパーにも食材などが通常どおり並んでおり、購入にあたって「基本的に制限もない」と話した。
ダルビッシュは現在危惧していることを「アジア人へのヘイト」と「銃」だと述べ、アジア人への差別行動が報道されていることを明かした。ダルビッシュ自身は「自分の場合、身長196センチあって体重も102キロ、103キロあり風貌もアジアっぽいのか微妙なラインなので今のところは大丈夫」とコメントした。
また、アメリカで銃の需要が高まっていることから「この状況が1年、2年と続いて食材がなくなり、仕事やお金がないとなった時に銃で脅して食材を強奪したりということがないとはいえない」とアメリカならではの不安を口にした。
ダルビッシュは「これから先の人生を考えても、今が一番苦しい時期なんじゃないかと思う。こういうところから学べることも多いと思うので、自分の生活を見直したり勉強する機会にしたい」と話し、「皆さんもすごく大変だと思いますが、ネガティブなことばかり考えてもなかなか前に進めないと思うので、ポジティブな部分も少し残して、そこを少しずつ大きくしていってほしいなと思います」とメッセージを送った。