MLBのシーズンはいつからいつまで? 年間スケジュールは?

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今年も大谷翔平(エンゼルス)や吉田正尚(レッドソックス)、ダルビッシュ有(パドレス)らたくさんの日本人選手がMLB(メジャーリーグ)の舞台で活躍しています。そんなMLBのシーズンはいつから始まっていて、いつ終わるのでしょうか。この記事ではMLBの年間スケジュールを紹介します。

両リーグ15チームずつが162試合を戦う

MLBはアメリカン・リーグ(ア・リーグ)とナショナル・リーグ(ナ・リーグ)の2リーグ制で争われます。両リーグのチャンピオンチームが世界一(ワールドチャンピオン)の称号をかけ、ワールドシリーズを戦います。

ア・リーグ、ナ・リーグともに15球団ずつが所属し、それぞれ3地区に分かれています。所属地区、リーグに関わらず各球団は全162試合を戦います。他地区や他リーグとの試合もあり、29球団全てと少なくとも1度は対戦します。

異なるリーグと対戦する交流戦はインターリーグと呼ばれ、日本(NPB)のように期間を設けるのではなく、年間を通して組まれています。

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レギュラーシーズンは3月下旬から10月初旬まで

MLBのレギュラーシーズン(公式戦)は例年3月下旬頃に開幕し、10月初旬頃に終了します。

2023年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されましたが、とくに公式戦の日程を遅らせることはなく現地3月30日(日本時間3月31日)に開幕しました。また現時点で最終戦は現地10月1日(同10月2日)に組まれています。雨天などによる順延がなければ、およそ半年間の間で公式戦(全162試合)の全日程を終えることになります。

レギュラーシーズン中にはシーズンの成績には直接関係のないイベントも行われます。それはオールスターゲームやドラフト会議などです。

2023年の場合はドラフト会議は、現地7月7日〜11日(同7月8日〜12日)で実施され、オールスターゲームは現地7月11日(同7月12日)にシアトル・マリナーズの本拠地T-モバイルパーク(ワシントン州シアトル)で開催されます。

ポストシーズンは10月初旬から約1ヶ月

レギュラーシーズンを勝ち抜いた12チームが参加するポストシーズンは、10月初旬から約1ヶ月の間で行われます。現時点で2023年の詳細日程は発表されていません。2022年は現地10月7日(同10月8日)から11月5日(同11月6日)にかけて行われました。

スプリングトレーニングは2月中旬から

チームが公式戦に入る前に行う春季キャンプ(スプリングトレーニング)の開始はチームによって異なります。例年は2月中旬から投手と捕手のバッテリー組がキャンプ地で練習を開始し、1週間ほどでその他の野手が合流します。

2月下旬頃から開幕直前までオープン戦が組まれており、そのなかで調子を整えていくのが一般的です。

2023年は大谷の所属するエンゼルスの場合、現地2月15日(同16日)にバッテリー組のキャンプが始まり、現地2月20日(同21日)に野手組が合流。現地2月25日(同26日)から開幕戦の2日前にあたる現地3月28日(同29日)にかけてオープン戦を戦いました。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。