Dバックス期待の若手は、26歳の強打者ウォーカー

Jared Wyllys

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クリスチャン・ウォーカー(一塁手、外野手)

2017年シーズンの成績:.
250/.400/.833(打率/出塁率/長打率)
12打席、2本塁打、1二塁打、5三振、1四球

ドラフト4巡目で指名を受けてからわずか2年後の2014年、ボルチモア・オリオールズで初めてメジャーに召集されたが、オリオールズとダイヤモンドバックスの選手層の厚さに阻まれ、ウォーカーはこれまでメジャーでわずか39打席しか立っていない。主に一塁を守っているウォーカーは、ダイヤモンドバックスではポール・ゴールドシュミットの後塵を拝している。しかし2017年シーズン、ウォーカーはトリプルAの数多くの試合で、三塁とレフトを守った。ウォーカーは数少ないメジャーの試合で、注目すべき打撃成績を残したので、2018年は自信を持って臨むことができるはずだ。

 

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昨年2月、ウォーカーはオリオールズから40人枠を外されたことで、アトランタ・ブレーブスとシンシナティ・レッズを経由し、最終的にダイヤモンドバックスに落ち着いた。昨シーズン、パシフィック・コーストリーグ(トリプルAのリーグ)で大活躍を見せたことで、メジャーレベルで戦える可能性を証明した。

ウォーカーの成功は、一塁以外のポジションをどれくらい守れるかに懸かっている。毎年のようにオールスターに選出されるゴールドシュミットの2番手では、ウォーカーにチャンスはめぐってこない。しかし昨シーズン、ウォーカーは三塁とレフトを合わせて100イニング以上守っている。つまり、ダイヤモンドバックスが本気でウォーカーの攻撃力を生かすつもりなら、ウォーカーを外野手として、より多くの試合に出場させるべきだ。

もし、ウォーカーがレギュラーをつかみ取ることができるなら、2017年にトリプルAで残した素晴らしい成績(打率.309、32本塁打)を基に、躍進することができるはずだ。昨年9月10日にメジャーに召集されてからも、ウォーカーがトリプルAで発揮していたパワーは維持されていた。メジャーのわずか12打席で2本塁打を放ち、強いコンタクトは全打球の57パーセントに及んだ。三振は33パーセントと多かったが、マイナーでの三振率はその約半分だったので、フルシーズン出場すれば三振率はずっと少なくなることが予想される。

既に強力なダイヤモンドバックスのラインナップに、ウォーカーはさらなる大きなパワーを加える可能性がある。2018年にダイヤモンドバックスが本気でナ・リーグ西地区の優勝を望んでいるのなら、彼が重要なピースになるはずだ。

原文(抜粋):Predicting surprise: Young players who could shine for Diamondbacks, Yankees in 2018

翻訳:Atsuko Sawada

Jared Wyllys