12月12日、アンソニー・レンドン(ナショナルズFA)が、エンゼルスと7年2億4500万ドル(約266億円)で契約合意に達したと報じられた。2020年シーズンは大谷翔平の同僚として戦うことになる。
レンドンは強打の三塁手として知られており、このオフのFA選手では最大級の目玉となっていた。2019年シーズンは打率.319(545打数174安打)、34本塁打、126打点の成績でチームをワールドチャンピオンに導いている。126打点は打点王であり、三塁でシルバースラッガー賞にも輝いた。
レンドンは2017年シーズンから3年連続打率3割以上を記録しており、安定感があるのも心強い。2013年にメジャーデビューを果たしてから、遊撃、二塁、三塁と守ってきたが、ここ数年は三塁がメイン。2019年シーズンも二塁を守ったのは1試合だけとなっており、残りはすべて三塁の守備についている。
エンゼルスでは大谷、マイク・トラウトとともに中軸を打つことが濃厚。2014年シーズン以来の地区優勝へ向けた使者となることができるか注目が集まる。
<成績>
アンソニー・レンドン
(2019年)
146試合/打率.319(545打数174安打)/34本塁打/126打点
(通算)
916試合/打率.290(3424打数994安打)/136本塁打/546打点