3A打撃コーチの元名選手に打球が直撃、病院搬送

Arthur Weinstein

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MLBのオールスター出場経験があるハワード・ジョンソンが3月24日、アリゾナの病院に搬送された。

57歳のジョンソンは、テキサス州ラウンドロックでレンジャーズ傘下の3Aチームの打撃コーチを務めている。ジョンソンはダグアウトで立っていたところ、インディアンスの遊撃手エリック・ゴンザレスの打球がジョンソンを直撃した。

Fort Worth Star-Telegram紙によると、ボールは彼の目の下、左の頬骨を直撃した。10分間手当てを受けた後、彼は担架に乗せられて球場を後にした。 

レンジャーズのジェフ・バニスターはStar-Telegramに対し、ジョンソンにボールが直撃するところを目撃したと言う。

「間違いない。振り返った状態で、どうしてそれが起こったのか見ていた」とバニスターは口にした。「ジョンソンに関して、今上がっている情報は全くもってポジティブなものだ。私の祈りは彼と同じものだ」

ジョンソンの容態についてレンジャーズは最新情報を発表していないが、複数の情報によると彼には意識があり、ケガを負った後も質問に正しく答えているという。

「HOJO」の愛称で親しまれ、MLBで14年間三塁手、遊撃手として活躍したジョンソンはメッツで9シーズンを過ごした。オールスターゲームに2回出場し、タイガース(1984年)とメッツ(1986年)でワールドシリーズを2回制覇。通算で228本の本塁打を放ち、OPSは.786を記録した。

原文:Rangers coach Howard Johnson hit in face by foul ball, stretchered off field
翻訳:Hiroshi Ito

Arthur Weinstein