原文公開日:2018年4月26日
※試合数などデータの数値は4月26日現在
アトランタ・ブレーブスの天才、ロナルド・アクーニャは、4月25日の夜に20歳(と129日)で、待望のメジャーリーグデビューを果たした。彼のメジャーリーグデビューを、その他の若い選手とあわせて祝う代わりに、もう決して若手とはいえない35歳以上の選手に着目しよう。
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デビュー当時を思い出すと懐かしい選手たちである。その年齢で今でも残っている選手は多くはないが、間違いなく、彼らは今でも非常によい選手たちである。
難しい話は抜きにして、スポーティングニュースが選ぶ35歳以上のオールスターを挙げてみよう。
キャッチャー:ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
35歳、打率.294、OPS.852、本塁打6、打点16
モリーナはオールスターゲームの前の週に36歳になり、もし、彼のしたいようにできるなら、今後オールスターゲームまで、負け数はそう増えることはないだろう。彼は2015年のシーズン以降、キャッチャーを428試合務めた。メジャーリーグでは、その試合数に迫る選手はいない。唯一、カンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスが380試合でそれに続いている。
ファースト:ミゲル・カブレラ(タイガース)
35歳、打率.329、出塁率.416、長打率.513、打点16
カブレラは同世代の選手の中で最高の打者の1人であるが、基準を下回った2017年の成績(打率.249、OPS.728)は故障のせいであり、年齢から来るものではないということを証明した。成績から分かるとおり、これまでのところ、彼は非常に好調だ。
セカンド:ロビンソン・カノ(マリナーズ)
35歳、打率.313、出塁率.439、長打率.438、得点数16、打点9
カノは30年間くらいメジャーリーグのスター選手であるような気がする。しかし彼の、球場にライナーを吹き付けるかのような素晴らしいスイングを、少なくともあと10年は見ることができる。非常に高い出塁率(.439)から分かるように、ピッチャーは今なお、彼を出塁させない方法を見つけ出せないでいる。
ショート:ベン・ゾブリスト(カブス)
36歳、打率.326、出塁率.408、長打率.465、OPS+137
この選手については、少々境界線をあいまいにする必要があった。ゾブリストは厳密には今年はまだショートとしてプレイしていない(2017年には5試合に出場した)が、2018年の現時点では、このポジションには35歳以上の選手がいない。ホゼ・レイエスはショートだが、6月まで35歳にならないし、出塁率.160のその選手のために、ルールを曲げることはできない。ゾブリストは現時点では故障者リスト入りしているが、彼の復帰後の再活躍を見込んでラインナップに加えた。
サード:エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)
39歳、打率.310、出塁率.366、長打率.437、二塁打8、得点数11
この“年齢を超越した驚異”は、おそらくあと10年くらいは、打率3割で打ち、片膝つきホームランを量産するに違いない。チームメイトのバートロ・コローンに刺激され、彼が45歳まで現役を続けることで、必然的にベルトレの殿堂入りは遅れることになるだろう。彼の熟練技がそれほど長く見られることは、誰にとっても幸せなことだ。
(後編へ続く)
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