2019年MLB殿堂入り候補者(5)ランス・バークマン

Ryan Fagan

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毎年、野球殿堂のことで頭をいっぱいにしている私のような人物にとっては、来年新たに殿堂入り候補者となる人物たちについて考えを巡らせるのに時期尚早ということはない。

2018年はチッパー・ジョーンズとジム・トーミ、2人の初選出選手が殿堂入りを果たした。彼らは7月にクーパーズタウンで行われる表彰式典に参加する。では、2019年の初選出選手たちはどうだろうか。

来年、有資格者1年目を迎える有力候補たちを見ていこう。

 

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ランス・バークマン(一塁手/外野手)

ライス大学のスター選手だったバークマンだが、24歳のシーズン序盤まではメジャーでレギュラーに定着することができなかった。その後、35歳を迎えるまでレギュラーとして活躍した。これは、殿堂入りを基準にすると、際立って長い期間ではない。なので、彼が残した数字(366本塁打、1,234打点、1,146得点)は、すでに殿堂入りしている他の1塁手や外野手と比べると、見劣りしてしまう。しかし、彼がスイッチヒッターであったことは良い判断材料となるだろう。そして通算出塁率は.406、そしてrWAR6.0以上のシーズンを4度も記録している(そのうち2度のシーズンでは、MVP投票にて3位につけた)。

投票結果予想:バークマンは、15~25パーセントの票を得るだろう。

原文(抜粋):Handicapping the 2019 Baseball Hall of Fame ballot

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Ryan Fagan

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Ryan Fagan, the national MLB writer for The Sporting News, has been a Baseball Hall of Fame voter since 2016. He also dabbles in college hoops and other sports. And, yeah, he has way too many junk wax baseball cards.