毎年、野球殿堂のことで頭をいっぱいにしている私のような人物にとっては、来年新たに殿堂入り候補者となる人物たちについて考えを巡らせるのに時期尚早ということはない。
2018年はチッパー・ジョーンズとジム・トーミ、2人の初選出選手が殿堂入りを果たした。彼らは7月にクーパーズタウンで行われる表彰式典に参加する。では、2019年の初選出選手たちはどうだろうか。
来年、有資格者1年目を迎える有力候補たちを見ていこう。
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マリアノ・リベラ(リリーフ投手)
リベラはMLB史上最高のクローザーだ。これには誰も異を唱えないだろう。彼はレギュラーシーズンで素晴らしい成績(防御率2.00以下のシーズンが11度)を残し、ポストシーズンでは更に輝かしい活躍(プレーオフ通算96試合で防御率0.70)をしている。ニューヨーク・ヤンキースのレジェンドであるリベラは、ここ数年で殿堂入り資格を有したトレバー・ホフマンとビリー・ワグナー、2人のクローザーの「選手生命の長さ」と「支配力」という長所を兼ね備えた選手だ。クローザーの殿堂入りにためらいを感じる私のような投票者であっても、彼の殿堂入りには賛成するだろう。
投票結果予想:リベラは、かなり高い確率で90パーセント以上の票を得るだろう。
原文(抜粋):Handicapping the 2019 Baseball Hall of Fame ballot
翻訳:日本映像翻訳アカデミー