最終回【MLB: AtoZ (Zips)】大谷翔平14本塁打!? Zipsがシーズンの未来を予測

AKIRA FUJIWARA

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「今季はあのバッターが3割打って、このピッチャーが2ケタ勝って……」。毎年、シーズン開幕を間近に控え、多くのファンが贔屓のチームや選手の活躍に胸を膨らませているのではないだろうか。期待値高めの願望はもちろん、悲観的な見込みも含めて、今の時期ならではの見方ができるもプロスポーツの醍醐味だ。

架空のチームを結成してシーズンを戦うファンタジースポーツが盛んなアメリカでは、より具体的なスタッツへの道標となる「Zip」こと、成績予測システムが重宝されている。その中で、Zipsは今季の野手1226人と投手1390人の予想成績を公開している。

例えば、チームへの得点貢献値の目安となるWARでトップを弾き出したマイク・トラウトは、OPS1.011、39本塁打、24盗塁と、例年通りの“平常運転”でMVPクラスのスタッツだ。ジャンカルロ・スタントンは55本塁打&137打点、クレイトン・カーショウは16勝&防御率2.46で、それぞれ2年連続の2冠獲得が予想されている。

ちなみに、大谷翔平は打者としてOPS.751、打率.252、14本塁打、54打点、投手としては10勝7敗、防御率3.47、奪三振率10.16、与四球率3.66の成績。他にもPECOTAやSteamerなどの成績予測システムがあり、それぞれで数値は違うものの、前年や近年の選手成績、年齢などから数値が導き出される。

答え合わせをすると、驚くほど誤差の少ない成績が予想されることもあるが、もちろん逆も然り。良くも悪くも期待を裏切ってくれるから、メジャーリーグは面白いのだ。

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