少しずつ、2018年シーズンが近づいている。
これから上昇しようとしている選手たちがいる一方で、成績が低下してしまう選手もいる。それは適応能力の欠如だったり、ロースターの動きによるものだったり、単に年齢の問題だったりする。メジャーリーグにおいて、安定した成功など保証されない。
以下、2018年シーズンに成績を落としそうな選手10人をリストアップした。野手5人、投手5人だ。
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投手
5位 ジオ・ゴンザレス(ワシントン・ナショナルズ)
2017年成績:15勝9敗、防御率2.96 ERA
ナショナルズで自身初の200イニングを投げたゴンザレスは2017年、サイ・ヤング賞投票で6位に入った。しかし、プレーオフを含むシーズン最後の6試合で、32歳の左腕は防御率6.75と打ち込まれた。
4位 アンドリュー・キャッシュナー(フリーエージェント)
2017年成績:11勝11敗、防御率3.40
昨年はK/BB(三振/四球率)が1.34、三振率が12.2%とキャリア最低を記録。2013年からシーズン平均156イニングしか投げていない31歳右腕には、あまりアピール材料が多くない。
3位 ロビー・レイ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
2017年成績:15勝5敗、防御率2.89
レイは昨年、チームのプレーオフ進出に大きく貢献した。しかし、強い打球を打たれる率は4%上昇。26歳の左腕は今年、昨年ほどの幸運には恵まれないだろう。
2位 アービン・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)
2017年成績:16勝8敗、防御率3.28
なぜ勝利数が必ずしも重要じゃないかという話の好例が、このサンタナだ。彼は2016年にも昨年と同じく防御率3.28だったが、9勝も多く積み上げた昨年の方が支配的だったと多くの人は言う。35歳のサンタナはもう、1番手か2番手投手として見なされるべきではない。
1位 ジェイク・アリエタ(フリーエージェント)
2017年成績:14勝10敗、防御率3.53
アリエタは間もなく大金を手にするはずだが、それは単に有力な先発投手が市場に少ないからだ。2015年のサイ・ヤング賞投手は既に衰え始めており、速球もスライダーも球速は2マイル以上落ちている。そして彼は、たった168 1/3回しか投げていない。31歳右腕のピークは過ぎ去ったと見るべきだろう。
原文:The 10 MLB players most likely to regress in 2018
翻訳:Muneharu Uchino