10月にPRP注射受けていた大谷、過去にヤンキース田中らも

Joe Rodgers

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『Yahoo Sports』によると、ロサンゼルス・エンジェルスの新たな一員、大谷翔平は10月に、利き腕の右ひじに組織の修復を図る治療を受けていた。

23歳の投手であり完成された打者である彼は、痛みを緩和するためにPRP注射を受けた。

 

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「翔平は両肩と両肘のMRI検査を受けた。これは私たちが投手と契約する際に必ず実施するものだ」エンジェルスのビリー・エップラーGMは12日、『Yahoo Sports』に語った。「MRIの結果を見たところ、これらは肘の急性外傷を示唆するものではない。この年齢の選手としては通常だ。我々は結果に満足しているし、この選手とプレーできることを幸せに思う」

大谷はまた、右ひじの靱帯付近に「小さな遊離体」を持っているという。

「右ひじの内側側副靭帯の深い部分に部分的なダメージがあるものの、彼はひじの十分な管理プログラムとともに、シーズンを通して野球ができる」11月28日に日本の医者により発表された声明だ。

より大きなダメージはトミー・ジョン手術につながる可能性があるものの、大谷の代理人はPRP注射は心配に値するものではないという。

「(大谷の代理人である)ネズ・バレロは球団に、大谷が受けたPRP注射は「予防のため」であり、日本ではよく行われていることだと伝えた。不安を和らげるために、バレロは大谷が各球団の面会中にカリフォルニアで身体検査を受けさせ、各球団に結果を渡せるようにした」

MLBではPRP注射は一般的になっており、ザック・グリンキー、クリス・セール、田中将大といった投手たちが施術を受け、長期離脱を免れている。

この施術はよく、炎症と刺激を抑えるために行われる。田中のケースのように、靭帯の部分断裂に対する手術の代わりに行うこともできる。

クレイ・バックホルツやドリュー・スマイリーら何人かの投手は、RPR注射を行い、トミー・ジョン手術を要求した。

大谷は2017年、故障のため日本ハム・ファイターズで5試合しか先発できなかったが、故障の懸念にも関わらず彼の評価はうなぎ上りだ。エンジェルスは、誰も近代野球で見たことがないような選手を手に入れたのだ。右投手として、彼は100マイルの速球を投げる。左打者として、彼は日本のパシフィック・リーグでの5年間で、打率.286、出塁率.358、長打率.500、48本塁打、166打点を記録した。

原文:Angels' Shohei Ohtani has damaged UCL in pitching elbow, report says

翻訳:Muneharu Uchino

Joe Rodgers