頭部死球のカブス三塁手・ブライアント「予想通り大丈夫」

Kirstie Chiappelli

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クリス・ブライアントは、大事には至らなかったようだ。

22日にコロラドで開催された試合で、カブスの三塁手ブライアントは、コロラド・ロッキーズの投手ヘルマン・マルケスの96マイル(約154キロ)の速球を頭部に受けた。いまだに経過観察中だが、脳震とう関連の全ての検査をクリアした。 

「予想通り大丈夫そうだ」試合後、カブスのジョー・マドン監督はESPNに対し述べた。「重症だという報告は受けていないが、経過を見守っていく。脳震とうの兆候は出ていないようだ」。 

22日の試合の初回、ブライアントがヘルメットに死球を受けた時、球場は騒然とした。すぐに球団トレーナーが検査に駆け付け、ブライアントはトレーナーの肩を借りて、フィールドを後にした。

ブライアントは、サングラスを着用していたため、左目の上に小さな傷を負った。打撃コーチのチリ・デービスはパニックに陥り、アンパイアに抗議したため、退場処分となった。 

「感情的になってしまって申し訳なかった」デービスは述べた。「僕は言うべきことを言っただけだ。すると突然アンパイアが僕に向かって叫んだ。『黙れ、さもないと』ってね。さもないと、何なんだ?感情的になってた。打者の1人が頭にデッドボールを受けたんだ」。 

「正直に言って、本当に怖かったよ。ブライアントは、チームで重要な役割を担ってるからね。僕が退場処分になったあと、選手たちは奮起して(マルケスから)6得点を挙げてくれたよ」。 

ブライアントはチームとともにクリーブランドへ向かい、1日のオフを挟んで、24日からインディアンスとの2連戦を迎える。

原文:Kris Bryant injury update: Cubs 3B doing 'as good as could be expected' after hit in head
翻訳:Atsuko Sawada

Kirstie Chiappelli