「雑音は封じた」レッドソックスのコーラ監督がホワイトハウス表敬訪問を巡るチーム内の分裂を否定

Chelsea Howard

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2018年ワールドシリーズの優勝を祝うホワイトハウス訪問はチーム内の人種間分裂にはつながっていないとアレックス・コーラは語った。

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「我々が人種や政治的信条によって分裂しているというような話が飛び交っている。選手たちは毎日ベストを尽くしている。我々は自分たちが何者かを知っている。そのことを疑う人がいることはわかるが、我々は昨シーズンそうしたように、雑音を封じた。我々は毎日の試合に集中している」

 

レッドソックス監督のコーラはプエルトリコ出身であり、チームの表敬訪問に参加しないことを今月初めに表明していた。コーラはその理由としてプエルトリコが2975人が犠牲となったハリケーン・マリアの被害からまだ立ち直っていないことを挙げ、ホワイトハウスで祝う気分になれないと語っていた。

 

だが、コーラはホワイトハウス表敬訪問が彼自身や彼の母国に結びつけて語られるべきではないとする。

 

「この訪問はレッドソックスを祝うためのものなのだ。プエルトリコへの援助とは別の話であることを明確にしたい」

 

 

ホワイトハウス表敬訪問に関する多くの報道がされる中、コーラは選手たちの政治的信条とはかかわりなく、チームが野球という目的にむかって団結していることを強調した。

 

コーラは8日のボルティモア・オリオールズ戦(延長12回、2-1でレッドソックスが勝利)を例に挙げて、こう語っている。

「我々や我々が置かれた状況について噂する人たちは今週のチームがいかに戦っているかを見てほしい。延長戦に入っても、決してあきらめなかった。ヒース・ハンブリーが初セーブを挙げたことは素晴らしいし、ジャッキー・ブラッドレー・ジュニアはスーパーキャッチでチームを救った。そのことを皆で喜んだんだ。あの試合の後で、1つのグループは帰宅した。もう1つのグループはホワイトハウスに向かった。金曜(10日)にはまた全員で野球に戻るんだ」

 

コーラはチームのクラブハウス内に動揺があったことは承知していて、何人かの選手と話して、チームが同じ方向を向いていることをあらためて確認した。

 

「勿論、起きているすべてについて把握することはできないが、何かが起きていることは確かだった。何人かの選手とは話をした。“俺たちは同じ目標に向かっているんだ。それが俺たちが決めたことだし、これからもそうするんだ”とね」

 

「球団は我々自身に表敬訪問に参加するかどうかの判断を任せてくれた。それは正しいことだったと思う。行くにせよ、行かないにせよ、個人の信条に正直になるべきで、それを恥じることはないし、他人に強制されるべきでもない」

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原文:Alex Cora: Red Sox ‘canceled the noise’ about team divide ahead of White House visit
翻訳:角谷剛
編集:SNJ編集部

 


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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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