開幕から1つもアウトなしのローゼンタールが心境語る「正直しんどい」

Sporting News Japan Staff

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トミージョン手術のリハビリ期間後、初のシーズンを迎えているローゼンタール

今季、開幕から9人の打者と対戦し、まだ1つのアウトも取れていないことで注目を集めているワシントン・ナショナルズのトレバー・ローゼンタールが、思うようなスタートを切れていないことについて胸の内を語った。

「こんなことは初めてで、正直しんどいよ。調子はとてもいいと思っているんだ。でもボールが狙ったところにいってくれないんだよ」

「ちょっといいピッチングをしようと気負いすぎているかもしれない。でもそうするしかないからね。なるべく早くいつもの調子を取り戻してみせるよ」

ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は、現地7日に行われたニューヨック・メッツ戦で6点リードの8回にローゼンタールを起用した。ローゼンタールはドミニク・スミスに死球、ルイス・ギローメに四球を与えたところで交代した。試合はナショナルズが12 - 9で勝利した。

「どうにかしないとね」とローゼンタールについてマルティネス監督は語った。「原因を見つけなきゃいけない。彼のメカニックをいじってみるなりして、続けていかないとね」

「ブルペンには多くの投手を抱えていて、全員が必要なんだ。登板が増えている投手は休ませてやりたいが、投げさせざるを得なかった。ローゼンタールはチームに不可欠な戦力だよ。本来の調子に戻してやりたい」

2015年にはオールスターにも選出された28歳のリリーフは、MLBで最初の7年間をセントルイス・カージナルスで過ごし、17年に右ヒジを故障した後トミージョン手術を経て昨季はリハビリに専念。シーズン終了後にナショナルズと1年700万ドル(約7億7000万円)の契約を結んだ。

なお、現在ボルティモア・オリオールズのクリス・デービスが昨季からの通算49打数連続無安打というMLB記録を更新しており、SNSではこの2人のスランプが、格好のネタとなっている。

「もしトレバー・ローゼンタールがクリス・デービスに投げたらどうなる?」

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。