補強重ねるメッツ、行き先決まらぬ大物FAキンブレルとカイケル獲得も視野か

Sporting News Japan Staff

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すでに補強を重ねているメッツが、さらなる大物獲得を検討か?

昨シーズン終了後FAとなり、シーズンが開幕してなお行き先が決まっていない守護神クレイグ・キンブレルと左腕ダラス・カイケル。ニューヨーク・メッツがこの大物FAの獲得を引き続き検討しているという。

ジ・アスレチック』が報じたところによると、メッツの関係者は両FAの獲得について「チャンスが来たときに気づかないということがないようにしておきたい」と話しているという。

キンブレルは昨シーズン、ボストン・レッドソックスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献。63試合に登板し、5勝1敗、防御率は2.74。そして42セーブはMLB全体3位をマークした。

一方、カイケルはヒューストン・アストロズで34試合に登板し、12勝11敗、153奪三振、防御率は3.74。15年には20勝8敗で最多勝となり、サイヤング賞を受賞している。

財力のあるメッツは元代理人のブロディ・バンワゲネンGMのもと、昨オフすでに二塁手のロビンソン・カノ、内野手のジェド・ラウリー獲得など選手層に厚みを持たせる補強を実施。開幕直前にはサイヤング投手のジェイコブ・デグロムと5年1億3750万ドル(約153億円)での契約延長も実現している。

『ジ・アスレチック』によると、現在キンブレルに興味を持っていると報じられているのは、他にミルウォーキー・ブルワーズと古巣のアトランタ・ブレーブス。カイケルも同じくブルワーズと、今季マニー・マチャドとの大型契約を締結させたサンディエゴ・パドレスが獲得を検討しているという。

今年も停滞しているFA市場。新シーズンが幕を上げた今、ファンはいち早く二人の活躍を見たいと願っているはずだ。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。