マイアミ在住の弁護士であるローレンス・リービは、大の野球ファンだ。彼は有名な「マーリンズマン」として注目されているのだが、3月28日、以下のようなことをESPNに語ったという。
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JUST IN: For first time in franchise history @Marlins_Man can’t come to an agreement with Marlins on season tickets, the most famous fan in sports is considering taking logo off his jersey, wearing another team’s uniform https://t.co/l5vSa2v1K8
— Darren Rovell (@darrenrovell) 2018年3月29日
ESPN記者、ダレン・ロヴェルのツイート:
マイアミ・マーリンズの球団発足以来初めて、マーリンズマンはシーズンチケットについてマーリンズと合意に至らなかった。スポーツ界で最も有名なファンは、ジャージからマーリンズのロゴを外し、他のチームのユニフォームを着ることを検討中である。
マーリンズのオレンジのユニフォームとサンバイザーがトレードマークのリービは米国で最も有名なスポーツ・ファンの1人で、いつもよく目立つ座席に座っている。彼自身の概算によると、年間平均285回ほど、スポーツイベントを観戦しているとのことである。
ESPNの報道によると、彼がマーリンズのシーズンチケットを所持しないのは25年間で初めてのことで、今回はマーリンズと合意に至らなかったとのことだ。2018年のマーリンズの試合はヤンキースタジアムでの開催時のみ観戦するつもりだという。
しかし彼いわく、今は「フリーエージェント」の状態であるらしい。
「4チームからすでにオファーが来ていて、次は“タイガースマン”みたいなものになることを提案されている。テレビに映る座席のシーズンチケットを3年分、かなりのディスカウント価格で譲ってくれるらしい」とリービは語った。
このオフシーズン、マーリンズ新オーナーであるデレク・ジーターがファンやシーズンチケット所有者と初めてタウンホールミーティングを開催したが、リービはジーターと気まずい面談をし、2人が合意することはなかった。
リービが不満なのは、ジーター就任後のマーリンズが2017年ナショナルリーグMVPであるジャンカルロ・スタントンをはじめ、クリスチャン・イエリッチ、ディー・ゴートン、マルセル・オズナなど、経験のある有力選手のほとんどをトレードで放出したことである。
「デレク・ジーターは野球殿堂入り選手だが、会社のオーナーやチームのマネージャーとしては未経験の新人だ」とリービはESPNに語った。「私は彼らの幸運と成功を祈っているし、私が生きているうちに優勝してもらいたいと思っている」。
それでも、地方局の報道によると、リービはこのオフシーズン、3年間分のマーリンズのシーズンチケットを10パーセント引き、前払いで購入することをマーリンズに申し出たという。しかし、マーリンズはそれを断った。
残念だが、彼はもはや「マーリンズマン」ではないのである。
原文:It's official: 'Marlins Man' is a free agent
翻訳:日本映像翻訳アカデミー