【第3話】野球界でもっとも馬鹿げた「暗黙のルール」ベスト5

Jason Foster

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2位:報復に次ぐ報復!

暗黙のルールに共通することは、打者にボールを当ててしまったとき、明らかに意図的に相手チームに対し同様の方法で報復をする。目には目を、なのだ。時には怒りが収まらないためそうなることもありが、一見すると理由もないように思えることもある。

 

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チームが素晴らしい状態との時にもこれは起こる(いつでも実力の最高のプレーができるわけではない。あるいはルールも同様だ)。あるチームが連続してホームランを打った場合、投手は次の打者に向かい「もうたくさんだ」と言う。ホームランではない時でも、打者が打ったボールが激しすぎる当たりになった後、1アウトであっても報復する必要があると感じる投手もいるのだ。

全てがおかしな流れへと進んでしまった映像を紹介しよう。
#ThrowbackTuesday.

 

 

「追い込まれること」を避けるために良いピッチングをするのではなく、素晴らしいプレーをするために、相手チームに肉体的な痛みを与えてしまうのであれば、納得がいくだろう。

考えてみてほしい。男らしさの認識を誤ることは、馬鹿ばかしいことだ。一番の報復は勝利なのだから。

1位:試合に敬意を払う(試合では正しいプレーをする)

暗黙のルールの中でも最悪だと考えられているものだ。その他すべての明文化されていないルールや違反行為をまとめたものだからだ。さらには、完全に主観的なものでもある。真剣かつ、一般的に認められた現実に基づくように思えるものだが、実際には無意味なのだ。野球自体には感情はないが、無礼にふるまってはならない。さらに、選手たちは「敬意を欠く」という言葉を実に広い意味で使用してきた。

自分の打ったホームランボールを長い時間目で追うのは、敬意を欠いた行為だ。

自分が打ったバットを投げ捨てる行為には、敬意がない。

懸命にスイングしすぎるのは、敬意を欠いたプレーだ。

敬意を欠いている。この言葉を使い続けている。この言葉は皆が考えているような意味ではないと私は考える。

野球として、もっと簡単に言葉で表現するなら、「自分のパフォーマンスが悪かったせいで、追い込まれてしまった。けれど相手のせいにするつもりだ」

「正しいやり方」でプレーすることに関して、これは何を意味しているのか?「ずるをしない」「汚いプレーはしない」ということは別にして、「正しいプレー」以外の表現はあるのか?いや、存在しないのだ。

最終話につづく)

Jason Foster

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Jason Foster joined The Sporting News in 2015 after stops at various news outlets where he held a variety of reporting and editing roles and covered just about every topic imaginable. He is a member of the Baseball Writers’ Association of America and a 1998 graduate of Appalachian State University.