田中将大、ヤンキースとの契約破棄権を行使せず

Alec Brzezinski

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ニューヨーク・ヤンキースの先発投手、田中将大が金曜日、現状の契約を破棄しないことを選択し、次の3年間もニューヨークに残ることになったと、球団が発表した。

「次の3年間もヤンキースに残ることにしました」田中は声明でこう述べた。「自分のとって簡単な決断でした。過去4年、この組織とニューヨークの素晴らしいファンのためにプレーしたことを心から楽しんでいたので」

「このチームの一員であり続けることに興奮しており、スタインブレナー家、ヤンキース、そしてニューヨークの素晴らしいファンのもとにワールドシリーズ制覇をもたらすという目標に向かっていきます」

29歳の田中は2014年シーズン前、7年1億5500万ドルの契約を結んだ。彼の契約は2017年終了後にアプトアウト(契約破棄)できるものだった。ヤンキース残留を決めた田中は、今後3年で6700万ドルを稼ぐことになる。

田中は今季レギュラーシーズンで13勝12敗、防御率4.74と苦しんだが、ポストシーズンでは20回を投げて僅か2失点と好投し、大事な試合でヤンキースのエースとなり得ることを証明した。

原文:Masahiro Tanaka chooses not to opt out of Yankees contract

翻訳者:Muneharu Uchino

Alec Brzezinski