ピート・ローズは野球賭博により球界から永久追放され、殿堂入りも果たしていない。しかし、それでも彼は野球の現状について、意見を口にし続けている。
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ローズは今日の野球を根本的に気に入らない、と発言した。さらに、選手たちはあまりにも多くのホームランを打ち過ぎており、今の球界は麻薬漬けだ、とも。
「僕は死ぬまで野球について話し続けるよ」ローズはUSAトゥデイを通じて言った。「今の球界は麻薬漬けだ。誰が何と言おうと気にしない。人々はそんなことない、と言うだろう。アナハイムである日、ダウアウトの裏でボールが跳ね、セカンドデッキまで飛んでいくのを見た。今、何かが起きているのさ」
「ブライス・ハーパーがバットを真っ二つに折りながら、420フィートのホームランを打つのをニューヨークで見た。そんなことは起こり得ない。ボールパークが小さいことは知っている。僕にはただ、今日の選手は誰もが潜在的なホームランバッターのように見えるんだ」
「MLBの番組やESPNで、野球のハイライトを見るのに飽き飽きしているだろう。全てのヒットはホームランなんだから」
かつてシンシナティ・レッズでプレーした内野手の歯に衣着せぬ発言は、まだ終わらなかった。ホームランの数は多いものの、多くの球場は小さすぎる故、それらのホームランにあまり価値はないとローズは言った。
「多くの球場は、投手にとってジョークみたいなもんだ」ローズは言った。「ボルティモアのカムデン・ヤーズ、それからシンシナティ。ヒューストンもジョークだ。彼らはワールドチャンピオンだが、あの球場で投げるなんてジョークだ。それからコロラド、アリゾナも」。
ローズはまた、現在は「良いチームよりも多くの悪いチーム」があるにも関わらず、MLBがエキスパンション(球団拡張)を検討している理由がわからないと言う。
「良い選手たちはたくさんいる」ローズは言った。「でも、良いチームが多いとは思わない。正直に言おう。悪いチームの方が多い」。
ローズがMLBについて意見を語ったのはこれが初めてではないし、シーズンごとのホームラン数は増加している。2016年に計5610本だったホームランの総数は、2017年に新記録となる6105本に達した。
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原文:Pete Rose blasts MLB: Baseballs are juiced, too many home runs
翻訳:Muneharu Uchino