球宴出場のブルワーズ投手、7年前の差別的ツイートを謝罪

Travis Durkee

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ミルウォーキー・ブルワーズの投手ジョシュ・ヘイダーは、自身が2011年と2012年に投稿したツイートに関して批判を受け、MLBのセンシティビティ・トレーニング(感受性の訓練)を受けることになった。

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MLBは以下の声明を発表した。

「昨夜の試合中、私たちはヘイダー氏が数年前にソーシャルメディアで残した受け入れがたい投稿に気付き、ブルワーズ球団と話し合いをしました。試合後、ヘイダー氏は自身が投稿した攻撃的かつ有害な発言について、自責の意を表明するために必要な手順を踏みました。そのツイートは、野球というスポーツが持つ価値観への敬意を欠いたものでした。コミッショナーオフィスはヘイダー氏に、センシティビティ・トレーニングおよびMLBが主宰するダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(受け入れ)を学ぶプログラムへの参加を要求します」

問題となったツイートは、人種差別的かつ同性愛者を差別する内容を含んでいた。ヘイダーは7月17日のオールスターゲームに出場後、こうコメントした。「それは私が17歳のときにやってしまったことです。私はまだ未熟でした。決して許されない発言を確かにしました。それは今現在の私という人間ではありません。それはそれです。過去に犯した過ちについて、またお騒がせしてしまったことについて、深く謝罪します。そして先ほど述べたように、それは現在の私の信念を反映するものではありません」。

24歳のヘイダーは「7年前に起きたことに関して、今後起こりえる全てのことは受け入れます」と述べた。

ブルワーズは18日午後、声明を発表した。

以下、ブルワーズ公式ツイッターに投稿されたデイビッド・スターンズGMのコメント。

「私たちはジョシュに話を聞き、彼は自身のソーシャルメディアでの発言が引き起こした状況について、投稿の時期に関わらずその深刻さを理解しています。彼の発言は許されざるもので、彼は自身の発言が引き起こすいかなる状況も責任を持って引き受ける次第です。彼の発言は、ブルワーズ球団あるいはコミュニティの価値観を反映したものではありません」

「ジョシュのことを知る私たちは、この投稿が彼の価値観を反映したものではないと信じています。彼は良きチームメイトであり、あらゆる面でチームに貢献しています」

「オールスター後のシーズン再開に向けて、私たちはジョシュと共にこの問題に対処していきます」

チームメイトのロレンゾ・ケインは17日夜、ヘイダーを擁護した。「私たちは皆、若い頃は間違ったことを言います。私がソーシャルメディアをやらない理由のひとつは、そのような理由からです。若かった頃の発言で、トラブルに巻き込まれてしまいます。私たちはそこから前に進みます。大事なのは、今どうあるかです。私はヘイダーのことを知っています。彼は素晴らしい人間で、素晴らしいチームメイトです。私は何も気にしません。皆そうです。私たちは間違いなく、ここから前に進むのです」。

ブルワーズからオールスターに選ばれたもうひとりの選手、ヘスス・アギラルも18日、ツイッターで同様のコメントを投稿した。

「まず何よりも、私の友人でありチームメイトであるジョシュ・ヘイダーへの支援を表明したい。彼は7年前に間違いを犯した。彼はそれを認め、謝罪した。そして何より大切なことは、彼は過ちから学んだということだ」

メジャー2年目のヘイダーは今年、31回のリリーフ登板で防御率1.50、89奪三振を記録している。

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原文:Brewers' Josh Hader ordered to take sensitivity training after offensive tweets unearthed

翻訳:Muneharu Uchino

Travis Durkee