準備万端ブルージェイズ若手有望株V・ゲレーロ「もうすぐ行くよ」

Gabrielle McMillen

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シーズンは終わってしまったブルージェイズだが、一人の若手有望株は既に2019年を見据えている。

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レギュラーシーズン最後の月をアリゾナ秋季リーグで過ごしたブラディミール・ゲレーロ・ジュニアは、MLBデビューの準備ができていると語った。

「準備ができているかどうかと言えば、準備はできていると思う」とゲレーロは通訳を介してスポーツネットに語った。「でも、僕は自分がコントロールできることしかやろうとしていない。自分がコントロールできることというのは、フィールドに出てベストを尽くすこと。メジャーに呼ばれるかどうかについては焦っていないし、ただ、自分の仕事をするだけだ。彼ら(チーム)だって、自分たちのことしか心配できないからね」

現時点でのブルージェイズの計画は、ゲレーロの登録をスプリングトレーニングからシーズン開幕数週間後に先延ばしして、本人のFA権取得を1年遅らせようというものだ。ゲレーロは、このスケジュールについては不満に思っていないと言う。

「僕はメジャーリーグでプレーするのに19年も待ったんだ。3週間延びたって関係ないよ」と彼は言う。

この19歳の三塁手について3Aバイソンズのボビー・ミーチャム監督を感心させたのは、その負けず嫌いな性格だ。

「ある日、相手は内角ばかり投げてくるぞと彼と冗談を言っていたら、彼は次の打席で少しタイミングを外されてセンターフライに倒れました。そこで、私は彼に『相手は君に対して厳しい所に投げている。特にこの男は内角を攻めているぞ』と言ったんです」とミーチャムは言う。「彼は私をちらっと見ただけでしたが、次の打席で内角に来たボールをライナーでホームランを打ったのです」。

「私は三塁付近に立って笑いながら、彼がベースを回って笑顔を見せてくれるだろうと思っていました。ところが彼は相変わらず、握手だけしてホームに向かいました。イニングの合間に巡回内野コーチのダニー・ソラーノが私の所に来て言いました。『ミーチ、ブラディから、あのホームランは君のために打ったと伝えてほしいと言われたよ』 本人はホームランを打ったことに大騒ぎはしていませんでしたが、私が『彼は本当にそんなにすごい選手なの?』と思っていたことが分かったようです。そこで彼は『俺がそんなにすごい選手であることを見せてやる』つもりだったのでしょう」

2Aのニューハンプシャーでゲレーロの監督だったジョン・シュナイダーも彼がチームにいた時、ダブルヘッダーの前に監督室に来て、フットワークを改善するためにゴロの練習をさせてほしいと頼んだことを思い出しながら、同じような感想を持った。

ブルージェイズファンには何と伝えたいかと聞かれると、彼は簡潔に「僕はもうすぐ行くよ」と答えた。

原文:Blue Jays prospect Vladimir Guerrero Jr. said he will start next season: 'I believe I am ready'

翻訳:日本映像翻訳アカデミー


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