武器はナックルカーブ! ロングリリーフもこなすピーコック

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ブラッド・ピーコック(ヒューストン・アストロズ)

今季はブルペンスタートとなったが、5月に先発へ戻ってからは11勝2敗をマーク。得意のナックルカーブと昨季に投げ方を変えたスライダーが冴え、両リーグトップクラスに相当する奪三振率10.98を記録し、課題とされていた被本塁打も減らした。リリーフへ回ったプレーオフでは打たれる場面も目立ったが、ワールドシリーズ第3戦では、救援として1969年以来最長の3.2回を無安打に封じ込める快投。短期決戦では使える選手とそうでない選手の見極めが重要になる。リリーフがほぼ総崩れのアストロズにとって、この男の出来不出来はチームの勝敗に直結しかねない。総力戦の様相を呈してきた頂上決戦で、勝利を手繰り寄せる投球が披露できるか。

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