来季で創設150周年のレッズ、15種の復刻ユニフォーム着用へ

Jason Foster

来季で創設150周年のレッズ、15種の復刻ユニフォーム着用へ image

野球はあらゆるスポーツの中で、最もノスタルジーを追い求めるスポーツだ。歴史や素晴らしい選手たち、素晴らしいチーム、忘れられない瞬間は、いつも語られ、議論され、記憶される。野球ファンは常に過去を振り返っている、とも言える。

▶MLBを観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

この風潮はユニフォームにまで反映され、過去10年、多くのチームが昔のユニフォームを着るようになった。毎年、各チームはシーズン中に懐かしいユニフォームを着て、歴史を懐かしみ、ノスタルジーの炎を燃え上がらせ、そして正直に言うと、お金を稼ぐ。多くの場合、それは価値ある、楽しい試みだ。しかし、まだ楽しめる余地は常にある。そしてシンシナティ・レッズは、その領域に入ろうとしている。

2019年、球団創設150周年を迎えるレッズは、15種類に及ぶ過去のユニフォームを揃える。その数はかなり多いが、他の球団も採用すべきアイデアであり、MLBも奨励すべきことだ。歴史を振り返り、思い出を祝福する。思い出は楽しく、誰もがそれを愛している(おそらく、過去に復刻版ユニフォーム着用を拒否して切り刻んだクリス・セールを除いては)。

さて、私からの提案だ。私は毎週、MLB全体で実施する「スローバック・サーズデー(思い出の木曜日)」あるいは「フラッシュバック・フライデー(過去を振り返る金曜日)」を見てみたい。全チームが同じ夜に、昔のユニフォームと帽子を着用するのだ。たとえば70年代や80年代と言った風に、テーマを設けることもできる。あるいは、各チームに任せてもいい。これは確実にファンを喜ばせ、球団にはユニフォームや帽子の売上によって収入増をもたらすだろう(私が知る限り、過去のデザインのユニフォームは多くが入手可能となっており、私のアイデアはさらに商材を増やすこととなる)。

多くのチームは最低でも6種類の古いユニフォームを持っている。いくつかのチームはそれより遥かに多い。映画『グーニーズ』のマウスの言葉を借りるなら「そいつらを取り戻そう。全部取り戻そう」ということだ。

毎週、各チームがレトロなユニフォームを着る姿を見るのは、クールなイベントになる。古くからのファンにとってはノスタルジックなものになるし、若いファンにとっては勉強になる。カジュアルなファンにとっては会話のネタにもなる。もちろん、週1回に限定する必要はない。いくつかのチームは既に、週1ペースで昔のユニフォームを着ている。思い出が増えれば増えるほど、楽しい。レッズはそれを理解している(そして彼らは2019年以降も続けるべきだ)。

アストロズのテキーラ・サンライズ・ユニフォームや、パドレスの茶色と金色のユニフォーム、あるいは「ビッグ・レッド・マシン」時代のレッズや「アメリカズ・チーム」としてのブレーブス、レジー・ジャクソン時代のオリオールズなどを祝福し、さらには少しばかりのお金を落とすために、人はどこかのチームのファンになる必要はない。これは若いファンに向けた、あるいは『ディス・ウィーク・イン・ベースボール』を観て35セント以下でベースボールカードを買っていた時代への、呼びかけなのだ。いつ、そしてなぜあなたが野球と恋に落ちたかを、思い出させてくれる。

イエス、これは絶対に実現すべきだ。みんな、レッズを見習おうじゃないか。思い出に浸ろう。野球はノスタルジーと共にある。そのことを受け入れようじゃないか。

原文:The Reds are embracing throwbacks, and every other MLB team should too

翻訳:Muneharu Uchino


【DAZN関連記事】
【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
DAZNでF1放送を視聴する方法は?
【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン

Jason Foster

Jason Foster Photo

Jason Foster joined The Sporting News in 2015 after stops at various news outlets where he held a variety of reporting and editing roles and covered just about every topic imaginable. He is a member of the Baseball Writers’ Association of America and a 1998 graduate of Appalachian State University.