では、なぜNFLはテクノロジーを用いるこの急進的アイデアを1994年に受け入れたのか? NFL.comによると…。
昨年、リーグはプレーとプレーの間の時間を45秒から40秒に短縮したが、この変更により試合進行は速くなるどころか遅くなった。クオーターバックへのプレーコールで代理を送る時間がないため、チームはタイムアウトの回数を多くコールしなければならなかったのだ。NFLのオフィシャルたちは新しいコミュニケーションシステムが試合進行のスピードアップに繋がることを期待している。
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へえ。試合進行。なじみがある言葉ではないか。そしてNFLは2008年、コーチと指定された守備選手とが電子機器を用いてフィールド上でコミュニケーションを取ることも承認した。
2018年、現在。我々は、野球で最新テクノロジーを使うという話をしているのではない。NFLが約四半世紀も前に使い始めた、もはや最新とは言えないレベルのテクノロジーについて話しているのだ。それも真剣に。もはや古代のテクノロジーである。
Best electronic idea I've heard for pitchers/catchers: Pitcher can have microphone implanted into the back of his glove, catcher has an earpiece.
— Buster Olney (@Buster_ESPN) 2018年2月25日
(ESPNコラムニスト、バスター・オルニーのツイッター:
今までに聞いた、投手/捕手向けの電子機器を使った最高のアイデア:投手がグロープの裏に埋め込んだマイクを持ち、捕手がイヤホンをする。)
もちろん、考慮すべきことはある。投手と捕手だけがコミュニケーションを取るべきなのか、もしくは監督とピッチングコーチの両方もしくはどちらかもその中に入るべきなのか? また、話すのを許されるのは投球や制球だけなのか、あるいはその他のことについても話していいのか(たとえば、バントの際にどの塁にボールを投げるべきかを捕手が投手に教えてもいいのか)? 他のことについて話す想定をしていないならば、MLBはその会話をモニターする必要があるのか? 他チームが通信のハッキングするのを防止するために、どんな措置が取れるのか?
どれももっともな難問ではあるが、解決できる。球界は数年前にこれをするべきだったのだろう。すぐに発表して、2019年のシーズンに向けてみんなが慣れるように、次の春には実施しようではないか。
MLBが、1994年頃のNFLに追いつく時が来たのだ。
(完)
原文:Baseball must embrace technology in pitcher-catcher communication
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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