シカゴ・カブスは水曜日、負ければ敗退の試合でロサンゼルス・ドジャースに3-2で勝利し、ポストシーズンで生き残った。
ナショナル・リーグ優勝決定シリーズで0勝3敗となったカブスは、ワールドシリーズを制した昨年の魔法を取り戻す必要があった。攻撃陣が奮起し、必要最低限の仕事をした。
ジョー・マッドン監督は今シリーズ2度目の退場処分を受けた。ドジャースの外野手カーティス・グランダーソンが空振り三振のコールを受けた後、球審が判定を覆した。マッドン監督は激怒してフィールドに飛び出し、退場を宣告された。
第5戦もシカゴで行われ、カブスは再び生き残りをかけて戦う。
以下、この試合を3つのポイントから振り返ろう。
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1. ハビア・バエズはマッドン監督のメッセージを聞いた
マッドン監督は火曜日の敗戦後、野手たちにより得点を生み出すよう促した。バエズは彼の言葉を聞き入れたに違いない、というのも彼は2本のソロホームランを放ち、消えかけていたカブスのワールドシリーズ進出の希望を残したからだ。
メジャー屈指のフリースウィンガー(何でも振る打者)として知られるバエズは2回、ウィルソン・コントレラスが一発を放った直後、アレックス・ウッドから一発を放った。バエズは5回にもウッドから一発を放ち、再びダイヤモンドを一周した。カブスはまだアンソニー・リゾーとクリス・ブライアントの復調待ちだが、悪くないスタートだ。
2. ジェイク・アリエタは今でもエースになれる
2015年のサイヤング賞投手は、完璧だった2年前の姿から徐々に衰えているが、彼は今もなおここ一番で仕事をする。アリエタは6 2/3回を1失点9奪三振に抑え、マッドン監督がもっとも求めているときに信頼できる存在であることを証明した。
アリエタは5四球を与えるなどコントロールは不安定だが、彼はこのポストシーズン10 2/3回で僅か1失点。ジョン・レスター、カイル・ヘンドリックスはときに「エース」の役割を果たすが、アリエタこそがもっとも破壊力のあるボールを持っている。
3. カブスはジャスティン・ターナーへの投球を止めにしたい
第2戦でターナーが放ったサヨナラホームランは、試合後半にこの男と勝負してはいけないとカブスに植え付けたことだろう。しかしカブスはこの試合の8回、3-1の場面で勝負に出て、ソロホームランを打たれた。
ひと振りが大事に至るポストシーズンでは、敬遠で打者を歩かせるのは簡単ではない。しかしターナーはカブスを餌食にしている。彼がゆっくりダイヤモンドを周るのを見るよりは、一塁に歩かせた方がいいだろう。
When they say "put it on the scoreboard" and you take everything literally pic.twitter.com/1qNc6gJqiA
— FOX Sports (@FOXSports) October 19, 2017