マイアミ・マーリンズのドン・マッティングリー監督は、球団の新オーナーが「おそらく少し違うようにやるかもしれない」と考えている。
敏腕代理人のスコット・ボラスはもっと手厳しい。ジャンカルロ・スタントンをニューヨーク・ヤンキースにトレードで放出したことを受け、マーリンズを「質屋」にたとえた。
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『USA Today』によると、マッティングリー監督は12月13日、オーランドでのウィンターミーティングのメディアセッションで「デレク(・ジーター)が最初に『おそらく少し違うようにやるかもしれない』と認めるかもしれない」と述べている。
「私には分からない。でも、プロ1年目のデレクを振り返るような感じかな。58個だったか、彼はショートで50個ほどのエラーをした。それからどうなったかは周知のとおりだ」。
「彼にはやるべきことがたくさんある。多くのことがあり、とても早くにいろいろなことが起きる。だが私は、彼がすべき調整、あるいは彼がすべきと考えている調整を十分に予想している。我々はただ前進するのみだ。私は監督として調整しなければいけない。マイク・ヒル(GM)も調整しなければいけない。デレクも彼がすべき調整をするつもりだと私は確信している」。
2017年シーズンにわずか77勝しか挙げることができず、新オーナーが人件費の削減を望んでいたマーリンズは、(再び)再建に乗り出した。スタントンとディー・ゴードンをトレードし、クリスチャン・イエリッチとマーセル・オズナも放出するとみられているのも、その一環だ。
だが、ジーターが立案したスタントンのトレードが決まって5日が過ぎ、マーリンズがしていることのみならず、そのやり方に対しても厳しい意見が寄せられているのは明らかだ。
ボラスはウィンターミーティングで「メジャーリーグの宝石店が質屋になるのを我々は目にした」と述べている。
原文:Scott Boras roasts Marlins as Don Mattingly assesses Derek Jeter's adjustments(抄訳)