批判殺到 ヤンキース VS レッドソックス戦の審判が誤審連発

Bob Hille

批判殺到 ヤンキース VS レッドソックス戦の審判が誤審連発 image

MLBのポストシーズンで審判の“打率”が議題にのぼるのはいい兆候ではない。

▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

10月8日のアメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ第3戦、ボストン・レッドソックスがニューヨーク・ヤンキースを16-1で下した試合で、一塁塁審アンヘル・エルナンデスのリプレイ検証された判定は「4打数1安打」だった。

もし試合が接戦になっていたら、57歳のエルナンデス審判は“4タコ”に終わっていたかもしれない。ひとつの判定だけは、決定的でなかったために覆らなかったのだ。

そうだとしても、元メジャーリーガーの審判員は自身の判定(とツイッター)をちゃんと振り返るべきだ。

以下は選手たちのツイートだ。

以下は、問題となった4つの判定だ。

・2回裏、セーフティ・バントを試みたヤンキースのディディ・グレゴリアスはセーフになってノーアウト1、2塁の状況を作ったものの、ビデオ判定で覆ってアウトとなった。ヤンキースは得点できなかった。

・3回裏、グレイバー・トーレスは内野ゴロでアウトになったが、ビデオ判定の結果セーフに覆った。ヤンキースはトーレスを先の塁に進めることはできなかった。

・4回裏、ネイサン・イオバルディ投手のグラブを弾く当たりを放ったルーク・ボイトがセーフになり、レッドソックスがチャレンジを要求したが判定は覆らなかった。

・さらに4回裏、グレゴリアスがセカンドゴロでダブルプレーになったプレーもビデオ判定によってフィルダース・チョイスとなり、ヤンキースは1点を取った。

ESPN.comによると、過去3シーズン、チャレンジを要求されたエルナンデス審判の18回の判定のうち14回が覆っている。その割合は78%にのぼり、全審判員の平均がおよそ60%だ。

さらに興味深い事実として、第4戦ではしばしばダグアウトからの批判を受けるエルナンデス審判が球審を務める。

ESPNのデータによると、彼のストライクとボールの判別率は91%で、今シーズンでは89人にいる球審のうち35番目だという。それほどひどくはないものの、これはポストシーズンの重要な試合だったのである。

原文:MLB postseason 2018: Umpire Angel Hernandez 1-for-4 on replay reviews in Yankees-Red Sox

翻訳:Kaito Kato


【DAZN関連記事】
【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
DAZNでF1放送を視聴する方法は?
【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン

Bob Hille

Bob Hille Photo

Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).