打者・大谷翔平、先発左腕と初対決へ

Bob Hille

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エンゼルスは10日、超大物新人・大谷翔平の次回登板が15日のカンザスシティーでのロイヤルズ戦になると発表した。これにより、11、12、13日にDHとしての出場が可能になる。

そこで注目。左打者の大谷が11日にラインナップに名を連ねると、レンジャーズのマット・ムーアと対戦することになる。相手先発が左腕のときに大谷がスタメンに入るのは今季初めてになる。

オレンジカウンティー・レジスター紙によると、エンゼルスのソーシア監督は10日、左腕が先発するときは大谷を意図的に外していたのか聞かれ「相手の先発が右腕か左腕かは関係ない」と答えた。

実際、大谷は日本で左腕をよく打っていた。右投手に対する打率が.279だったのに、左投手に対する打率は.309だった、とオレンジカウンティー・レジスター紙は報じている。大谷はスプリングとレーニング中に左腕と対戦しているが、そのときは右腕、左腕関係なく苦戦していた。

開幕後、10日終了時で19打数7安打の打率.368/出塁率.400/長打率.842、3本塁打、7打点の成績を収めた。公式戦2日から9日までを対象にした第1週のア・リーグ週間MVPに選出された。だが左腕に対しては計4打数無安打であった。

レンジャーズの先発が左腕のマーティン・ペレスだった10日にスタメンを外れた大谷。15日に登板となると11日のアーリントンでの試合のみならず、12日と13日のカンザスシティーでもDHとして出場可能だ。

このため、10日にDHだったアルバート・プホルスは3試合連続で守備に就かなければいけない。

ソーシア監督は、38歳のプホルスが10日にDHに入ったのは身体的な理由ではないとし「選手たちをフレッシュな状態で試合に出すつもりでいる」と加えた。

大谷の次回登板は15日のロイヤルズ戦だが、大谷の指に絆創膏が巻かれていたのをテレビカメラがとらえたと、オレンジカウンティー・レジスター紙は書いていた。スプリングトレーニング以来、スプリットを投げたことで指にマメができていたというが、チャールズ・ナギー投手コーチは「問題はない」としている。

原文:Shohei Ohtani news: Angels star to DH vs. lefty, make next mound start Sunday at K.C.
翻訳:Hirokazu Higuchi

Bob Hille

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Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).