アーチャーの移籍候補先として有力なチーム
フィラデルフィア・フィリーズ
レベルアップしてきているのは間違いない。ほぼ全てのポジションに若手で有望な選手がそろっている。今年のオフシーズン、フリーエージェントで経験豊富なカルロス・サンタナ一塁手と総額6000万ドルの3年契約を結んだ。サンタナを獲得したことで、チームは再建モードから優勝を目指して戦うモードへ切り替える模様だ。フィリーズの若手投手陣は安定感があり、将来、メジャーリーグでローテーション入りするくらいの実力をつけている。あるいは、より強力なローテーションを組むために、これらの若手選手を2人セットにしてトレードに出すというのも一つの手だ。アーロン・ノラと共にローテーションのトップを飾ることができる卓越した選手を獲得できるだろう。しかし、アーチャーはリーズナブルな給料での契約をあと4年残している。彼の獲得は、シーズン中の短期間のレンタル移籍や、今オフにフィリーズがしばしば接触していたジェイク・アリエータのような、大金を払えば獲得できるFA選手の獲得とはわけが違う。
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セントルイス・カージナルス
カージナルスは我慢の時を強いられている。ジャンカルロ・スタントンに「トレード拒否権」を行使され、交渉を打ち切られた後、マルセル・オズナ獲得のために、パワー不足と判断した選手たちを放出した。カージナルスは今オフ、FA選手もトレードでも、交渉可能な選手ほぼ全員と交渉を行った。なぜなら、彼らはどんなことも起こせるほどの潤沢な資金を持っているからだ。その観点からみると、アーチャーのセントルイス行きも十分にありえる。また、カージナルスは2年連続ポストシーズン進出を逃しているが、これは2000年代に入ってからわずか二度目の出来事だ。これもアーチャーを納得させる要因になるだろう。カージナルスには、エースのカルロス・マルティネスや、そこから少し劣るがマイケル・ワカなど、ローテーションの選択肢がたくさんある。しかし、不安な点もある。アダム・ウェインライトはもう36歳だ。マイルズ・マイコラスは過去2シーズンを日本で過ごしている。ルーク・ウィーバーとジャック・フラーティにはまだ経験が足りない。今のままでもプレーオフ進出に十分期待が持てるメンバーだが、アーチャーがマルティネスとのダブルエースとして加われば、さらに良いローテーションが組める。
アトランタ・ブレーブス
ブレーブスは、フィリーズと似た状況にある。彼らは、チームの再建を進めている中にあり、おそらく(願わくば?)今はその最終段階に入っていて、遅くとも来年までには合理的な戦いができるようになるだろう。また、ブレーブスには堅実で優秀な若手選手が多く在籍しており、彼らはローテーションにインパクトを与えることができるだろう。しかし、アーチャーのほうが、より確実性を与えてくれる。彼は、チームをプレーオフ進出候補にするスター選手だ。加えて、アーチャーをローテーションに組み込めば、新しい本拠地でプレーしているブレーブスが切望する好カードを演出することができる。
((3)へ続く)
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