投手クリス・アーチャーはタンパベイ・レイズとの契約が4年残っている。
アーチャーの移籍先について議論するなら、その事実をまず踏まえる必要がある。例えその議論が、友達同士の軽いおしゃべりだったとしても、実際に強豪チームがレイズのエリック・ネアンダーGMに打診しているものだったとしても、同じだ。まだ4年残っているのだ。
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それから、今年のオフシーズン中、レイズの主砲エバン・ロンゴリアをサンフランシスコ・ジャイアンツに放出したこと、先発投手を務めていたジェイク・オドリッジがミネソタ・ツインズへ移籍したことは、アーチャーの移籍とは関係ない。昨シーズン30本塁打を記録したスティーブン・ソーザJr.と27本塁打を記録したコリー・ディカーソンをそれぞれアリゾナ・ダイヤモンドバックスとピッツバーグ・パイレーツへ移籍させたことも同様だ。奇跡が起こらない限り、2018年のシーズンはレイズにとって厳しい一年になりそうだが、これもまたアーチャーの移籍とは無関係だ。
繰り返しになるが、クリス・アーチャーはレイズと契約が4年残っており、契約内容も球団にとって有利だ。29歳のアーチャーは4年間で通算133回先発投手を務め、これはアメリカベースボール界最多記録だ。過去4年間の通算成績は防御率3.66、失点率3.37を記録したにも関わらず、2018年の年俸は625万ドル、2019年は750万ドルと決して高くはない。更に2020年は900万ドル、2021年は1100万ドルの球団オプションもついている。
レイズはクリス・アーチャーを他チームへ安売りするつもりはない。ディカーソンのように経費節減という名目でアーチャーを戦力外通告することは決してない。アーチャーはトレード拒否権をすぐに手にすることはないため、ロンゴリアのように売り払われることも、まずもってない。
だが、多くのチームはアーチャーに注目し、獲得を狙っている。現在、興味を示している10チームを分析したい。
((2)へ続く)
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