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2014年に総額6800万ドルの6年契約にサインしたダイヤモンドバックスの外野手、ヤズマニー・トマスは日曜、トリプルAのリノに降格した。
27歳のトマスは、シーズン最初の2週間で戦線離脱した外野手のスティーブン・スーザJr.とともに、一軍のスプリングトレーニングから姿を消した。
この春のトマスの出塁率は.293だったにもかかわらず、デービッド・ペラルタ、A.J. ポロック、ジャロッド・ダイソン、クリス・オーウィングス、ダニエル・デズカルソらとともに外野手として選手リストに加わるほどの実力を示せなかったようだ。「ヤズマニーに対して我々の見解を説明した。キャンプでの彼は、攻撃面においては素晴らしいプレーを見せたが、守備の面では未だ彼の調子を把握しようとしているところだ。守備を強化する必要があると彼と話し合った」。監督のトーリ・ロブロはazcentral.comに対し、こう語っている。「彼には守備で平均以上のレベルになって欲しいと思っているし、それが彼の当面の目標だ」
キューバ出身・トマスのメジャーでの3シーズンは、浮き沈みの激しいものだった。31本塁打を記録した2016年がピークだったが、2017年はケガのため出場数は47試合にとどまった。そして、今年のオフシーズンには無謀運転による逮捕を受け、球団の彼に対する見解をさらに複雑なものにしてしまっていた。
今後トマスとダイヤモンドバックスの間には3シーズン4600万ドルの契約が残っており、これには2020年の1700万ドルも含まれている。また、トレードも原則的には不可となる契約だ。そのため、今のところダイヤモンドバックスは彼に対する動きはとれない状態であり、トマスはトリプルAに降格することになったのだ。
原文:D-backs make OF Yasmany Tomas one very expensive minor-leaguer
翻訳:Ayako Hayashi