大谷翔平 vs. 菊池雄星のメジャー初対決に海外メディアは冷静な目を向けるも…

Sporting News Japan Staff

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そんなに騒ぐこと? でもやっぱり大谷は……

日本時間の6月9日(現地8日)に実現したエンゼルス・大谷翔平 vs. マリナーズ・菊池雄星のメジャー初対決。日本から多数の取材陣が会場入りするなど、ちょっとしたフィーバーとなった。しかし、海外メディアはその喧騒を冷静に見ている。

エンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムで実現した花巻東高等学校OB同士のメジャー初対決は、日本のメディアが約80人近く取材に入り、世紀の瞬間を捉えようとした。

大谷が6号ソロを放ち、すでに2者連続ホーマーを打たれていた菊池をKO。メジャーでの最初の対決は、大谷に軍配が上がる形となった。

MLBが運営する専門メディア『Cut4』では、大谷 vs. 菊池フィーバーに対して、冷静な捉え方をしている。

“この対決がどれくらい期待されていたか…まあ、少なくとも80人の日本のメディアがエンジェルスタジアムに来ていたけどね”といった具合だ。“騒ぎすぎじゃないか”と。

実際、大谷、菊池をそれぞれのチームの一員として考えれば、同じア・リーグを西地区のエンゼルスとマリナーズは今シーズン中まだ何度か対戦する。2人が体調に異常をきたさない限り、また対戦は起こり得る。さらに契約的な問題が起きなければ、数シーズンに渡ってあり得る話で、チームもそれぞれに対して、もっと大きなものを望んでいるはずだととした。

冷ややかな視点ではあるが、一方で大谷がこういったシチュエーションで結果を出したことに対しては称賛しかないようだ。

“スター選手が大きな舞台で、期待通りの場面を見せてくれるのは素晴らしいこと。そしてそれは、まさに大谷がこのゲームでやってのけたことだ”

6号ソロ弾を打ったあとにベンチへと戻る際、大谷は珍しく両腕を挙げてガッツポーズを取った。こうした面から伺える大谷の前向きなモチベーションこそ、“若いキャリアで最も期待される瞬間の1つだ”とも評価した。

エンゼルスとマリナーズは夏に再戦する。次戦までに時間もあるため、次の対戦こそ“必見となるだろう”と伝えた。大谷のスター性を前にしては、本場の記者も結局は期待せざるを得ないようだ。

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。