大谷翔平白星デビュー!投球内容は?

Joe Rodgers

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4月1日(日本時間2日)、野球界でベーブ・ルース以来もっとも有名な二刀流選手である大谷翔平が、オークランド・アスレチックスを相手に投手としてMLBデビューを果たした。

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23歳の日本人スター選手が、ロサンゼルス・エンゼルスの先発投手としてアスレチックスと対戦。6回3安打3失点6奪三振という内容で、4-3とリードするなかマイク・ソーシア監督に交代を告げられた。

いかに大谷がメジャーのゲームに順応するのかを、世界中が注目している試合だった。大谷は1回に最高161キロの速球を出しながら完璧に終え、140キロを超えるスライダーなどを駆使した92球で相手を困らせた。

唯一のミスは、マット・チャップマン相手に投じた132キロのスライダーを左翼スタンドに叩き込まれたことだろう。

被本塁打後、大谷は15人中14人の打者を抑えたものの、コントロールで多少苦戦している様子だった。2回に3ランを打たれてから対戦した8人の打者に対して、初球がボールとなったのが6人。マーティン・マルドナド捕手のかまえる位置をとらえられない変化球などがいくつかあったが、アスレチックスはそこを突くことができず1四球で出塁するのが精一杯だった。

スプリングトレーニング中、キャクタス・リーグでの2回の登板で防御率27.00、打者として32打数4安打、3四球、10三振という内容だったことを考えれば、エンゼルスは大谷のデビューに大満足だろう。

デビュー戦で6回以上を投げ、許した走者の数よりも奪三振数が多かったエンゼルスの投手はチーム史上2人目(1965年以来)。エンゼルスは7-4で勝利し、大谷が勝利投手となった。

「今日の大谷翔平は速球が39個。平均球速は97.8 m/h(157.4 km/h)。100マイルが3回、99マイルが9回。全体で18回の空振りを奪った。持っているものはかなり破壊的だ。特に最後の2イニングスで11回投げたスプリッターでは、5回空振りを奪っている」。

大谷は3月29日(日本時間30日)には5打数1安打で打者としてのデビューを飾っており、投手以外のポジションで開幕戦を迎え、10試合以内に先発した選手は1919年のベーブ・ルース(ボストン・レッドソックス)以来の快挙だ。

原文:Angels' Shohei Ohtani works around early mistake in solid MLB pitching debut
翻訳:Reo Onishi

Joe Rodgers