大谷翔平好投!今季先発最速の163キロも、雨とガチョウが水を差す

Travis Durkee

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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が5月30日のデトロイト・タイガース戦で、今季の先発投手で最速となる101.1マイル(約163キロ)をマークし、自己記録を更新した。

5回を3安打1失点に抑えた大谷だが、エンゼルスは後続が打たれ、2度にわたる降雨中断もあり、さらには「ラリーグース」も登場した。

1-1の同点で迎えた降雨による2度目の中断を経て、大谷は降板。後続のキャム・ベドローシアンは1アウトしか取れずに4失点を喫し、さらにジム・ジョンソンも1失点を喫したエンゼルスは、1-6とタイガースに敗れた。

降雨でコメリカ・パークの湿度にベドローシアンが苦しんだが、中にはガチョウがタイガースに活力を与えたと信じている者もいる。2度目の降雨中断の際にライトフィールドに現れたガチョウは、飛び立った際にスコアボードに直撃した。こうして伝説の「ラリーグース」が誕生したのだ。

The Detroit News』によると、タイガースのジェームズ・マッキャン捕手は「僕らにはちょっとおとりが必要だ」と述べた。

「小さなカナダのガチョウというおとりを、ダグアウトに置いておかないとね」。

原文:Shohei Ohtani hits 101 mph on radar gun but done in by bullpen, Rally Goose(抄訳)
翻訳:Hiroaki Nakamura

Travis Durkee