ロサンゼルス・エンジェルスと大谷翔平のファンは今すぐにでもパニックに陥ってしまうかもしれないが、まだそれには早い。
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確かに大谷は2試合連続で苦戦してはいる。3月16日(日本時間17日)に先発登板した試合では、1回1/3を投げて2被弾を含む7失点。しかし今回でいくつか確認できた要改善事項なども見つかった。
最初の改善点は、大事なことなので3回言おう。
1. コントロール、コントロール、コントロール
今回の大谷の登板はコントロールが課題となった。単純に、2回にコントロールが乱れ打ち込まれたのだ。最初に対戦した8人に打者に対して、1球目がボールだったのが7度。2回に対戦した最初の7人の打者には、全員に出塁を許した。明らかに投球をコントロールすることに苦戦していたのだ。
投球のずれの多くは、速球が腕側に逃げてしまうことだった。2回の先頭打者、イアン・デズモンドに打たれた本塁打は、外角に投げるはずだった速球が真ん中にずれてしまったところを叩かれている。クリス・アイアネッタにも、抜けてしまったボールが死球となった。MLBで右腕が成功するには、右打者相手のひざ近辺や外角に投げることが必須なのだが、大谷はそれができなかった。
2. 変化球が不安定
この日の大谷は素晴らしいカーブを見せたものの、ヘラルド・パーラ相手に1回投げただけだった。1回には何度かスライダーを見せたが、日本で見せていたほどの変化は見られなかった。
ここが改善ポイントだ。単純にMLBの公式球をもっと投げ込むようになれば、変化球も良くなるだろう。ボールの縫い目に慣れてくれば、変化量は増すはずだ。現状はまだその感覚がなく、中途半端な回転量となってしまっている。しかし速球にはあまり影響しておらず、この試合でも96-98マイル(154-158キロ)出ていたのは好材料だ。
3. 運
コロラド・ロッキーズはしっかりと打てていたことは間違いない。デズモンドの本塁打は球場を飛び出し、ノーラン・アレナドの本塁打も確かなものだった。しかしいくつかのポテンヒットや、内野手の間を抜ける単打も見られた。
確かに大谷は打ち込まれたが、運が悪かったのも要因のひとつだった。
原文:Three takeaways from Shohei Ohtani's second start in MLB camp
翻訳:Reo Onishi
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