大谷翔平と菊池雄星のメジャー初対決を回避したオースマス監督に現地ファンからもブーイング

Sporting News Japan Staff

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大谷 vs. 菊池のお流れ、不満なのは日本のファンだけじゃない

現地時間5月30日、日本のファンが期待していたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平と、シアトル・マリナーズの菊池雄星のメジャー初対決は実現しなかった。大谷を起用しなかったエンゼルスのブラッド・オースマス監督は日本のファンに向け謝罪を口にしたが、現地ファンからもブーイングが飛んでいる。

マリナースの本拠地T-モバイル・パークで実現するはずだった、大谷と菊池の花巻東高校OB同士によるメジャー初対決がお流れとなった。その理由は、エンゼルスのブラッド・オースマス監督がマリナースとの4連戦で菊池、トミー・ミローン、マルコ・ゴンザレスと左投げ投手の先発が決まっていたことから、大谷を休ませると判断したためだ。30日の試合後、監督として左打者の大谷の左投手との相性を踏まえての采配であることを明かしていた。3人のうち、菊池は左打者に対する被打率がもっとも低かったため、大谷の起用を回避したという。

オースマス監督は、自身の采配の正当性と「エンゼルスとは年に19回対戦するんだから、いずれ実現するよ」という言葉で濁し、大谷と菊池のメジャー初対決を期待していた日本のファンに向けて謝罪を口にした。だが、その言葉に現地ファンからもブーイングが飛んでいる。

エンゼルス名物記者として知られるジェフ・フレッチャー氏のTwitterアカウント上でオースマス監督の言葉が伝えられると、「エンゼルスファンはアンタ(オースマス監督)のことが好きじゃない」「彼(オースマス)はファンが嫌いなんだろ」「冗談言いなさんな」など辛辣なコメントが続いた。

ほかにも、「ホームのエンゼルスタジアムで実現させたいんだろうね」といったニュアンスのコメントもあり、皮肉めいたコメントのオンパレードとなった。

わずかな擁護コメントも「その采配は支持できない。でも彼の試みは尊重するよ」といった内容で、日本のファンより現地ファンのブーイングの方が強烈なよう。

ただ、『Yahoo Sports』ではオースマス監督の采配は残念ながら正しいとし、「今回は野球ファンの負けである」と評している。なお現時点で、日本時間の6月10日に再び実現の可能性があるとされる。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。