大谷獲得のエンゼルス、更なる補強ポイントは?(後編)

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内野陣にもまた、空きがある。

もし大谷がセカンドかサードを守れるなら、完璧にフィットする。しかし、彼は外野手だ。エンゼルスの外野はセンターにトラウト、レフトにジャスティン・アップトン、ライトにコール・カルフーンがいる。指名打者には、将来の殿堂入り選手アルバート・プーホルスがいる。故障により彼の今後のキャリアは、ほぼ指名打者に限定されそうだ。2017年、彼がファーストで先発したのは6試合だけ。2018年はよく見積もっても50試合といったところだろう。

 

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ともかく、話をセカンドとサードに戻そう。現時点では、メジャー通算115試合で打率.197のケイレブ・カワートがセカンドのレギュラー、昨年117試合で打率.199のルイス・バルブエナがサードのレギュラーだ。

そうだ、アップグレードすべきだ。もしエンゼルスが勝者を目指すなら。そしておそらく、おそらくだが、大谷をバーゲン価格で獲得したことから、資金的な余裕もあるはずだ。フリーエージェント市場を見てみよう。

サードでは、マイク・ムスタカスはとてもフィットするが、彼は安くは買えない。エデュアルド・ヌネスもフィットするし、守備面でもプラスだろう。トッド・フレイジャーを獲るとも合理的だ。彼はクラブハウスでの存在感抜群で、ホームランが打てて、銀行口座は破産しない。

セカンドでは、大谷のニュースの前から、ニール・ウォーカーの名前が上がっていた。彼を獲得することは意味がある。ヌネスはセカンドも守れる。おそらくザック・コザートをショートからセカンドにコンバートすることもできるだろう。ベテランのチェイス・アトリー、ブランドン・フィリップスもフリーエージェントだが、彼らは現時点ではレギュラーレベルではない。

いずれにしても、エンゼルスファンにとって素晴らしい1日だった。大谷獲得は素晴らしい、そして驚くべき補強だ。しかし、まだ仕事は残っている。

(完)

原文:Angels land Shohei Ohtani, but still need more upgrades to reach AL playoffs

翻訳:Muneharu Uchino