大失態…メッツが存命の元選手を「故人」と紹介し謝罪

Sporting News Japan Staff

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故人を偲ぶトリビュートビデオに存命の元選手が…。

ワールドシリーズで初優勝を飾った1969年から、今年で50周年を迎えるニューヨーク・メッツ。現地29日、メッツはアトランタ・ブレーブスとの試合前に記念式典を行ったのだが、そこで流したトリビュートムービーでまさかのミスを犯し、話題となっている。

この日は1969年当時所属していた元選手らも登壇。年齢が年齢だけに、残念ながらすでに亡くなっている選手もおり、彼らに敬意を表するため球団は「ウィー・リメンバー(我々は忘れません)」と題したトリビュートムービーを用意した。ところがこの映像の中で、式典には参加しなかったもののまだ存命の選手2人が、「故人」として扱われてしまった。

「メッツは1969年のビデオの中で、ジム・ゴスガーとジェシー・ハドソンに敬意。でも両者はまた存命だ」

ゴスガー氏は自身のフェイスブックで「見てよ、僕が大きなスクリーンに映し出されているよ! N.Y.メッツ、僕を蘇らせてくれてありがとう」と投稿し、この奇妙な状況を揶揄。そして集まった多くのコメントに対し、「たった今、メッツから今日のミスについて謝罪の電話を受けたよ。たぶん僕の友人の何人かが連絡してくれたんだね」と返信した。

そして現地30日、ゴスガー氏は再びフェイスブックを更新。ニューヨークに住む友人から送られてきたという、メッツ本拠地シティ・フィールドの電光掲示板を写した写真を投稿した。

掲示板内メッツのコメント:

「昨日の1969年記念式典で公開した“ウィー・リメンバー”の中で、ジム・ゴスガー氏とジェシー・ハドソン氏の氏名・画像をご紹介しましたが、これは誤りでした。本当に申し訳ございません。我々はすでに両氏に連絡を取り、心からの謝罪をいたしました。ジムとジェシー、そしてご家族やご友人の皆さんのご理解に感謝いたします」

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。