サンフランシスコ・ジャイアンツはこのオフシーズン、最も忙しくしているチームかもしれない。ジャイアンツは1月22日、オースティン・ジャクソン外野手と2年契約を結ぶことを発表した。
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契約額は600万ドル。MLB記者のジョン・ヘイマンによると850万ドルに上がるという噂もある。
「オースティンがジャイアンツに加わるのは非常に楽しみだ」とボビー・エバンスGMは語った。「彼は多才かつ有能な選手で、ロースター(登録選手名簿)を強化し、外野の層を厚くしてくれるだろう」。
オースティン・ジャクソンは昨シーズン、クリーブランド・インディアンスに所属していた。打率.318、出塁率.387、長打率.482と好成績で、280打数で7本のホームラン、46得点を挙げた。ジャクソンはジャイアンツの4人目の外野手、あるいはスタメンセンターとして起用される可能性もある。
austin jackson could share CF with well-regarded prospect steven duggar if he's ready,or if not, possible he could be the starter. #SFGiants
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2018年1月23日
オースティン・ジャクソンは高く評価されている中堅手のスティーブン・ダガーとポジションが重なるが、ひょっとすると彼がスタメンかもしれない。
このオフシーズンでジャイアンツは既に、タンパベイ・レイズからエバン・ロンゴリア三塁手、ピッツバーグ・パイレーツからアンドリュー・マカッチェン外野手を獲得している。
ジャクソンも攻守の両面でジャイアンツにとって大きな支えになるだろう。しかし、ジャクソンは2014年以来、レギュラーに定着したことがない。ロレンゾ・ケインやジャロッド・ダイソンといった外野手とも繋がりがあるジャイアンツは、更に外野陣を強化する可能性がある。そうした中、ジャクソンは久々のレギュラーを張ることができるのだろうか、期待がかかっている。
原文:MLB free agent news: Giants add Austin Jackson to re-tooled outfield
翻訳:渡邉剛