ライト:ルイス・ブリンソン
この未来の有力選手はライトのスタメンに相応しいだろう。他に選択肢がないというのもあるが、彼は試合への準備が整っているというのも一因だ。ブリンソンはセンターでプレーするための高い守備能力を備えている(良い意味でマーレイズレベルの選手ではない)。バットを握れば驚異的なパワーとスピードで敵の脅威となり、人並み以上の十分な活躍をみせることができるだろう。ライトの経験はマイナーでもあまり多くはないが、ポジションを確保することができるだろう。彼以外の選択肢としては…ああ、ブラッド・ミラーだ。
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センター:ケビン・キアマイアー
このチームのベストプレーヤーをまた一人紹介しよう。彼は、ブリンソンがライトでプレーする理由にもなっている。キアマイアーは並々ならぬ選手だ。彼は野球界で最も優秀な守備者だと呼べる数少ない選手の一人であり、批判のしようがない。彼の守備の優れたプレーはYouTube上で多くの人々に何度も再生されている。それに加えて、平均以上の打者でもある。唯一の欠点は、ここ2年間ケガの影響で多くの出場機会を逃していることだ。しかし、人工芝とコンクリートでできたフィールドで何度もダイビングキャッチを行えばケガをするのは仕方がない。本拠地トロピカーナ・フィールドが一刻も早く解体業者の手に委ねられることを望む。
レフト:カルロス・ゴメス
2月21日にレイズと契約したゴメスは、これから更に華麗な守備を見せてくれるだろう。彼は打撃面でも才能を見せている。豪快な走塁は、それだけでも我々を盛り上げてくれる。このエンターテイメント性は、彼との契約に納得がいかないレイズファンにとっても貴重なものになるだろう。レイズが、400万ドルの経費削減という名目でコリー・ディカーソン(昨年のオールスターにも出場)を解雇したにもかかわらず、すぐにゴメスに再投資をしたのはなぜだろうか? ゴメスはシーズン中に、すべての問題を解決できる見込みはあるのだろうか? フロントは本当に機能しているのだろうか? 彼らの計画とは何なのだろうか?
まあ、彼らの失敗はマーレイズにとっては利益となるのだが。
DH:ブラッド・ミラー
編集者は私に、彼じゃ物足りないと言ってくる。しかし、誰がミラーの実力を知っている? 彼は2016年には30本塁打を放ったが、その後うまくいかなかった。それにはケガの影響もあるだろう(昨年は110試合のみ出場)。健康な状態であれば、強烈な一撃を見せることができる。そうなれば、CJ・クロンや、強打者として知られるその他の選手たちよりも魅力的な選手として人々の目に映るだろう。どちらにしても、球場から姿を消してほしいと望まれるような選手ではない。ショート、セカンド、外野、ファースト、ホームランバッター、簡単に空振り三振で打ち取られる選手。彼は上記のどれでもない。
彼はブラッド・ミラー。スタメンのDHだ。
先発ピッチャー:
クリス・アーチャー
ダニエル・ストライリー
ブレーク・スネル
ジェイコブ・ファリア
ブレント・ハニーウェル
実はこのローテーションは嫌いではない。アーチャーは明らかに、野球界で最も見る価値のある選手の1人であり、投手陣のリーダーにふさわしい選手である。彼は寝ている時も打者を切り分け、人を感化しやすい個性を持ち、球場の外でも楽しめる選手である。おそらくレイズは、今年の年末が来る前に、アーチャーをトレードするだろうが、彼を獲得したチームは幸運である。
ストライリーはこの2年間で無名の状態から、頼りにされる存在になったような投手である。スネルは投手の最新のトッププロスペクトから1,2シーズン外れていただけで、その偉大さをしばしば目にすることがある。ファリアは、この先数年は、先発の3番手から4番手の辺りにいる投手であるように思える。ハニーウェルに関しては、マイナーリーグでは最強の投手の1人であり、昨シーズンのレイズで投げることもできたはずである。レイズはほぼ間違いなく、彼をマイナーリーグに残していくだろう。そうすれば、スーパー2の期限が過ぎるまで、彼をトリプルAに留め置くことができ、彼がメジャーリーグに昇格した時も、1年長く彼をコントロールできるからである。彼を先発ローテーションに入れるのは、彼が良い選手で、実際、何試合かは勝ってほしいからである。
((3)へ続く)
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